パソコンを組み立てる場合の基礎、自作パソコンの基礎

昔、パソコンが高価な頃、安いパソコンでも18万円ぐらいしました。
この頃からパソコンを組み立てたかったんですが、値段が値段なので失敗したくなかったのもあり、自分で組み立てられませんでした。

現在、比較的組み立て易い値段まで下がっているので遊び放題ですよ。(^^)
個人的には環境問題もあるので、省エネ思考で組み立てたいと思っています。


まず、組み立てるときに必要な部品を紹介したいと思います。
1.CPU。
2.マザーボード。
3.メモリ。
4.必要ならばグラフィックスカードと冷却する為のファン。
5.主記憶装置としてハードディスク、またはSSDが必要。
6.電源。なるべく国産の良い電源を買いましょう。
7.筐体。
8.OS。
9.ネジ(使ったことがない)、ドライバー。
10.シリコングリス(新品のCPUならば付いてるので使わない・・・)
11.静電気防止手袋。
12.場合によっては、HDMIケーブルやSATAケーブルが必要になることもあります。
13.有線のキーボードとマウス。

まず、自分がPCへどれぐらいの能力を求めているか考え、CPUを選びます。
私は長時間コンピューターを使うので、省エネのPentiumを愛用しています。
CPUには、AMD製とINTEL製があり、対応するソケットにしか差し込めませんので、マザーボードを選ぶ前にソケットを確認する必要があります。

次は、CPUに対応したマザーボードが必要。
マザーボードには、ATX, M-ATX, ITX等の大きさがあり、対応する筺体にしか入りません。
また、マザーボード上のCPUを差し込むLGA775, LGA1150等のソケットがあり、CPU側がマザーボードのソケットに対応していなければなりません。
多くの場合、マザーボードメーカーのHPに、そのマザーボードへ搭載可能なCPUが載っています。

次に、マザーボードに対応したメモリが必要です。
2枚セットのメモリーを選びDual Channel化に成功すると、高速に動作します。
Windows10はメモリを食うので、32ビットのWindowsならば4G、64ビットのWindowsならば8Gぐらい欲しい所です。
メモリには、DDR2-533, DDR2-677, DDR2-800, DDR2-1066, DDR3-1333, DDR3-1600, DDR4-2400, DDR4-2666等があり、マザーボードが対応するメモリしか使用できません。

グラフィックスカードを選ぶ場合、次の点に注意する必要が在ります。
1.電力を消費しますので、電源の出力に気を配る必要がある。
2.別途、電源から電力を供給しなければならない場合がある。家の場合は、6ピンコネクタが付属する電源を購入しました。
3.高温になるので空気フローに気を配る必要があり、冷却ファンが必要になる場合がある。
  私の場合、ヒートシンク付きメモリを選び、グラフィックスカード周囲の熱対策をしました。

通常、CPUにグラフィックス機能が組み込まれているのですが、ゲームやCGが目的の場合にグラフィックスカードが必要になります。
NVIDIAとATIが有名ですね。

次に主記憶装置としてハードディスク、もしくはSSDを選びましょう。
ハードディスクは衝撃に弱いことで知られていますが、私はHDDに衝撃を与えたりしないので大丈夫でしたね。(^^;
主記憶装置には3.5inchと 2.5inchの大きさがあり、インターフェースはUltra ATAとSATAがあり、マザーボードに対応したインターフェースを選びましょう。

CPU、マザーボード、メモリ、グラフィックスカード、HDDが決まったなら、電力を計算して電源を買わなければ成りません。
安全に使うことを考えると、電源には資金を多く投じたいところです。
電気代を考えると、変換効率の良いSilver, GOLD, Platinumを選びたいところ。
なるべく日本製の部品を使っている電源がいいと思います。

私の場合、電力計算にインターネットの電源容量を計算するサイトを使いました。
確か2010年当時、次のように計算していたと思います。
1.CPU, Pentium E6800, TDP 65Wなのだが、最大消費電力はもっと多いらしい。
2.Geforce GTS 450, 最大消費電力106W。
3.HDD、20W×1個ぐらい。
4.メモリ, 10W×2個。
5.マザーボード、その他、50W。

65W+106W+20W+10W×2個+50W=261W

電源が劣化すると電源の出力が落ちるかも知れませんし、CPUなど一部最大消費電力が分からないので、大体2倍ぐらいの出力が得られる電源ならば余裕があると思ったのですが、522Wの電源は少し高かったので、私はMicroATX筐体に搭載可能な450WのATX電源を買いました。

ちなみに、Gefource GTS 450は電気を食うので、BIOHAZARD5と6をするときだけ取り付けています。

次は、電源やマザーボード、グラフィックスカードが入る筐体を選ばなければ成りません。

最後にOS。
私はWindowsが好きなので、当時はWindows7を選びました。
Windowsには、32ビット版と64ビット版、両方が使えるパッケージがあり、32ビット版では3.37GBまで、64ビットでは3.37GB以上のメモリを使う事が出来ます。

組み立てる際は、次の手順になります。
1.筐体を開ける。
2.マザーボードを取り付ける。
3.電源を取り付ける。
4.CPUを取り付ける。
5.CPUクーラー上のCPUと接触する場所へシリコングリースを塗布する。
  (私のCPUクーラーには、始めからシリコングリースが塗られていました。)
6.CPUクーラーを取り付けて、CPUクーラーの電源ケーブルをマザーボードへ接続する。
  CPUクーラーは、きちんと取り付けましょう。
7.メモリを取り付ける。
8.HDDを取り付け、電源からHDDへ電源ケーブルを接続し、SATAケーブルでマザーボードとHDDを接続する。
9.グラフィックスカードを取り付けて、必要ならば電源に付属のケーブルをグラフィックスカードへ挿す。
10.冷却ファンを取り付ける。
11.筐体を閉じる。
12.VGAケーブル、もしくはHDMIケーブルでディスプレイとパソコンを接続。
13.USBへキーボードとマウスを接続する。
14.電源ケーブルでPCの電源とコンセントを繋げる。
15.Windows入りのUSBをパソコンに挿す。
16.電源を入れてWindowsをインストールする。

最近はYoutubeで探せば組み立て方を説明した動画が見つかりますので、参考になると思います。

組み立てることに自信が持てないなら、新品を買わずに安い中古のパーツや中古PCを改造して楽しめます。

以上

投稿者: 管理人

気象学、知識人のお話、海外の歴史、コンピューター、プログラミング、映画、ゲーム、パチンコ、パチスロ、料理などを好んでいます。 最近は忙しいので、映画、パチンコ、パチスロをやめています。(^^;

「パソコンを組み立てる場合の基礎、自作パソコンの基礎」への4件のフィードバック

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