今回は、異常気象が必ず起こりそうな時期を考えてみたいと思います。
予想する場合に役立つと思いますので、よろしければご覧ください。
次のお話に関連しています。
1.2019年7月上旬の海水温と太陽活動周期11年の海水温変化
2.温暖化すると地球はどうなるのか?
3.2022年の6月、何故暑かったのか?
今回は、次のお話の続きです。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係
4.太陽活動11年周期と異常気象の関係
5.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?
6.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?-猛暑の夏から暖冬までの軌跡
7.2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?
※これらの記事のリンクを更新しました。
図の様に、太陽活動は11年周期で弱くなります。
太陽活動が弱くなると、「エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析」で説明しているように、赤道では東風が弱くなり、エルニーニョ現象が起こります。
その後、太陽活動が強くなると、「ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析」で説明しているように、赤道では東風が強くなり、ラニーニャ現象が起こります。
次のデータは、図の長期間エルニーニョ現象とラニーニャ現象が起こった年を数値でまとめた物です。
海水温の画像も見やすい様にまとめています。
出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温)
この様にデータを集めてみますと、エルニーニョ現象を終えた後、必ず長いラニーニャ現象が起こっています。
つまり、この周期で計算すると、次は2030年前後にエルニーニョ現象と、長いラニーニャ現象が起こる可能性が高いという事になります。
今年は18.7ヶ月の長期にわたって太陽活動が衰え、エルニーニョ現象が起きていたと思っています。
ラニーニャ現象も長く、27.3ヶ月以上続いています。
周期的には、そろそろラニーニャ現象が終わることではないかと思っています。
私は自宅で何度か長期的な気温予想をしているのですが、例えば、この異常気象の傾向を考えると、平年、エルニーニョ現象、ラニーニャ現象の一部を予測することが出来ます。
エルニーニョ現象の年は、太陽活動が弱く、冷夏、暖冬となります。
ラニーニャ現象の年は、太陽活動が強く、猛暑、冷夏となります。
これらを元に、ある程度の長期的な気温を予測することが出来るのではないかと思っています。
詳細な内容は、「エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析」と「ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析」で説明しています。
今回は、データを集めるのに苦労しました。
いつもの事ですが、間違っているかもしれませんので、参考程度に見てください。
次回は、自作PCの長話になりそうです。(^^;
以上
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