いつから道路を張り巡らせることを良い事だと思うようになったのか分かりませんが、私は疑問に思っています。
まず、道路の下は図の様になっているのではないかと推測します。
※一部、例外があるかもしれません。
道路下の土には、軽くさらさらで流れやすい土、重く硬く流れ難い土などの特徴ある土が層になっているのだと聞いています。
道路の下には生き物が生息しているのではないかと思います。
生き物が生きていたということは、生き物が生きるための空間があったということ。
そして、道路の下、深い場所では必ず水が流れていると思います。
この水は、空間さえあれば砂や土を流すのではないかと思います。
道路で表面を固めてしまっているので分かり難いのですが、道路の下にある土は、1日1日多少では有るかもしれませんが流動します。
1日1日にすると小さな変化なのですが、積み重なることで大きな変化となります。
何故流動するかと言うと、車、生き物、水、地震などの影響で流動すると思うのです。
地球は動いています。
例えば道路の上を車が走るとして、車による振動により道路と土の間が振動します。
振動による力でも、道路の下にある土は動くのです。
何が言いたいかといいますと、道路下にある土は流動している。
つまり、同じ状態を保てない・・・。
もっと簡単に言うと、私は穴が空いているのではないかと疑っています。
この穴の規模は、年月を経て上記の要素が重なることにより大きくなります。
また、道路下の土は長い間道路に守られ、雨水にさらされず、人や乗り物に踏まれることもなく、草木も生えず、水分を保っていません。
土としては、もろい土のように思えます。
私たちは草が生え手入れが大変だったり、車を走らせたかったりと、様々な理由で道路を敷きます。
一見頑丈そうに見え頼もしく安心して生活できているように思えるかも知れませんが、そんな道路の下で何が起こるのでしょうか?
表層を全て道路で隠しているため、どのような状態かさえ把握できません。
こんなことになっているかも知れない。
道路は、長期的に利用していくことを考えていないような物の様に思います。
よく考えたのかな?と思いますし、危険なことを繰り返しているように思えます。
普通、技術を利用し物を生成し利用するために考えなければならないことは難しく、長い時間よく実験し、利点と欠点を知って使わなければ成りません。
私は、「後先の事を考えていない」と思ってます。