インフレによる給料上昇のデメリットを多角的に考えてみました

いろんな人のいろんな考え方を聞くことで、自分たちが気づかない事に気づいたりすることがあります。

今回は、私の目線で、インフレによる給料上昇がどのような結末を招くか計算してみました。

結論から言いますと、極端なインフレは危険、緩やかなインフレが望ましいと思います。

まず、インフレをさせて給料を上昇させる場合、どのような状況になるかをよく考えてみましょう。
1.給料が高くなるのだが物価も高くなるから、あまり得が無い。
2.自国の物価が高くなると自国の物を買いにくくなる。
3.年金生活をしていると年金は上昇しないので、高齢者の為にあまり働かなくてもよくなる。
4.自分たちが貰う年金よりも物価が高くなるので、老後は貧しくなる。
5.預貯金の価値が下がる。
6.外国からやって来た労働者が高い自給を得られるため、持ち帰るとお金が外国へ流出し易くなる。
  #対策として、円の価値が下げる手があるが、輸入物価まで高くなる。
7.国内の物価は高くなり、外国の物価が安くなるので、外国の物が買われ安くなる。

インフレとは、お金の価値を下げ、物価を上げる行為ですね。


例えば、「自給が高い国でアルバイトをした方が儲かる」と思いつく人が世の中にいます。

日本から時給が高いA国へ働きに行けば、時給が4倍になります。
A国で働いて日本へお金を持ち帰ると、豊かな生活を送れることがあります。


すると、A国のお金が日本へ流れ出していきます。

その後、更なる儲けを考えて日本に工場を作ったとすると、アルバイトをしている人が工場の経営者になり汚染する可能性がある。
日本で贅沢をする事を考えれば、資源が無くなり環境が悪化する
物にお金で価値をつけているから、資源が枯渇せずに環境を保護することが出来ます。

給料を高くすると、この様なデメリットがあるように思えます。
高度な仕事に対して給料が高ければ、高度な仕事は頭を必要とするので、知識のある人がお金を手にし、工場による汚染のリスクや、資源が枯渇したり環境を悪化させるリスクは下がるでしょう。

悪い解決方法として、次のようなことが挙げられます。
1.A国で働いて稼いだ人を日本へ帰らせない。(^^;
2.お金の価値を下げる。(;_;)


お金の価値を下げて対策する場合、お金が流出する危険性はなくなりますが、4分の1になれば輸入する物価の価値が上がり、輸出する物の物価が下がってしまいます。

そう考えると、やはり負担が大きいので、極端なインフレは悪い意味でインフレしている様に思えますね。
緩やかにインフレさせるべきでしょうね。

通常、給料を上げる場合、仕事で成果を上げ、会社の収入が増し、会社から特別なボーナスが支給されるようなものだと思います。
お金をコントロールして給料を上げるという行為は、誰かが損をした分、自分が得をする様な投資家の考え方で、投資家の9割は負けると聞いていますから、慎重に考えたほうがいいと思います。

例えば、外国人が「給料が安いから物価(エネルギー価格)を高くしたら給料が高くなる」と考えた場合、どうなるでしょう?

日本は外国のエネルギー資源に頼って生きています。
エネルギーを安く売って頂けるからいい暮らしが出来ると思いますが、給料を上げるためにエネルギー価格を上げたらどうなるでしょう?

私たちの暮らしは貧しくなります。

エネルギー価格が安いから、我々は機械を使い、楽に生活をすることができます。

感謝するべきですね。

物を売る場合の値段は、原材料や経費から算出するものでしょうね。

最近、消費税を下げるような話についても耳にしますが、税金は国債の利払いやインフラなどでも使用すると聞いたことがあります。
水道管をいたるところに配置したり、道路をいたるところに作れば、費用がかかりますし、補修時にも費用がかかります。
だから、一軒家が多いと税金がかかると思いますが、それが多くの人の仕事(収入源)にも繋がっていると思います。

間違いが含まれているかもしれませんので、一意見としてお読みください。

一応、近年問題になっている情報を元に考えていますので、何の根拠もなく話しているわけではありません。
後、最近は日本語で外国のことを教えてくれる人達がいるので、Youtubeでお話を聞いていますが、よく考えてみると欧米の方は、給料が高い欧米から給料が安い日本へやって来ていますね。

以上