あくまでも、世の中にある知識を基にした私の推論であることを、予めご了承ください。
事実関係を確認していないので、間違っているかもしれません。
さて、どこかでヒートアイランド現象により、気温が5度ぐらい高くなるとの話を目にしました。(wiki?)
ヒートアイランド現象とは、生活から排出される熱、加えて日射による熱を人工物が蓄えることにより、都市が暖かくなる事だと思っています。
では、どの様なものが都市で熱を発するのでしょうか?
コンクリートによる建造物と一軒家
寒い季節、密集して暮らす事により、比較的少ないエネルギーにより部屋を暖めることが出来るのではないかと思います。
日本の一軒家といえば、広いリビング。
一軒家で広いリビングを暖めれば、多くのエネルギーが必要になります。
木の家は、熱を保つことが苦手です。
コンクリートについては、暖かい季節になるとコンクリートは風を通さず暑そうです。
コンクリートやアスファルトによる道路
これは私の考え方なのですが、例えばアスファルトは、炭素を多く含みます。
炭素といえば、木を思い浮かべます。
葉は燃えやすく、木炭は熱を保ちます。
この様に考えていくと、炭素が熱を保つ性質があるように思えますので、触っても分かるように、アスファルトは日射により高温となります。
「温室効果ガス」と言われる二酸化炭素ですが、より濃度の高い炭素を保有するアスファルトは、二酸化炭素以上に熱を蓄えるでしょう。
アスファルトと比較すると、コンクリートは熱を蓄えにくいと思いますが、結局のところコンクリートも熱を保ちます。
アスファルトとコンクリート、どちらにも言えることは、やはり、土、植物の生育を阻害してしまうということ。
植物や土により大地は水分を蓄えるのですが、コンクリートやアスファルトを敷く事により、大地は水分を蓄えることが出来なくなります。
水分は気化するときに熱を奪う性質があるので、「水分が熱を奪い気化し、上空で冷やされる雨となり落下する」といった自然の循環を損ねてしまうことになります。
車やガードレール(鉄)
夏の暑い中、中学生以上ならば多くの方が聞けば理解できる高温の車内。
路上に駐車している車は、高温になります。
車が排出する見えない排気ガスは、大気中へばら撒かれます。
伝わっている話によると、二酸化炭素は温室効果があるとのことです。
暖房
暖房を使用すると、暖房の周辺が暖まります。
暖房次第(石油ストーブ等)では、二酸化炭素を大量に排出するでしょう。
私は、炭素の類は熱を保つ性質があると思っていますので、温暖化へ繋がると思います。
なるべく、狭い範囲を暖めるの事が望ましいのですが、一酸化炭素中毒になる可能性もあり、出来ないのが現状。
クーラー、冷蔵庫等
クーラーは、熱交換システムを利用した物が多く、外気と屋内の熱を入れ替えているとのことです。
基本的に、外気は温まります。
これもまた、なるべく狭い範囲へ対して利用することが望ましいと思います。
クーラーが使用するフロンガスは、オゾン層を破壊するとの話です。
ただ、クーラーは、スプレーの様にフロンガスを大気中へばら撒いているわけではないでしょうから、適切な処分をすると大丈夫との話ですが、その実は、フロンガス全てへ適切な対処が出来ていないらしいです。
公園
公園は、木、草、花などがあまり無く、土がむき出しとなり、その一部は子供が遊ぶための砂といった始末。
公園には殆ど自然が無く、使っている方をあまり見たことも無い。
環境に良いとも思えません。
次は、都市化の影響により、都市付近で何が起こるか比較しながら考えてみたいと思います。
草原へ低気圧がやってきた場合、通常、図の様になるのではないかと思います。
#この絵は、あくまでも私の想像です。(^^)
次のような状態ではないかと思います。
1.雲が集まり最高気温が低くなる。
2.放射冷却が出来ず、最低気温が高くなる。
3.湿度が増す。
4.風が吹く。
5.雨が降る。
6.上昇気流により地上付近の気圧が低下する。
7.周囲の高気圧から風が吹く。
低気圧下に都市がある場合、次のような状態ではないかと思います。
1.雲が集まり最高気温が低くなる。
2.放射冷却が出来ず、最低気温が高くなる。
3.湿度が増す。
4.強い風が吹く。
5.日本は周りが海なので、高い湿度の空気が強い上昇気流により上昇し、雨量が増す。
大陸では、乾燥した空気が上昇する可能性が高く、周辺地域の高気圧へ乾いた風を運ぶ可能性が高い。
6.強い上昇気流が発生し、地上付近の気圧が低下する。
7.周囲の高気圧から強い風が吹く。
8.ヒートアイランド現象により最低気温が上昇する。
熱膨張による高気圧が草原へやってきた場合、通常、図の様になるのではないかと思います。
#この絵も、私の想像です。(^^)
次のような状態ではないかと思います。
1.晴天なので、最高気温が高くなる。
2.熱膨張により気圧が高くなり、高気圧下で生活する人への負担が大きくなる。
3.雲が発生し難い。
4.乾燥している。
5.周囲の低気圧へ風が流れていく。
熱膨張による高気圧下に都市がある場合、周辺の地域は低気圧となるわけですから、低気圧から上昇した空気が高気圧で下降し、その空気は周辺の低気圧へ向かって流れていきます。
これにより、どのような事が起きるか考えてみました。
1.晴天に加えヒートアイランド現象により大気が膨張し、最高気温がとても高くなる。
2.熱膨張により気圧がとても高く、高圧力下で生活する人への負担がとても大きくなる。
3.より雲が発生し難くなる。
4.とても乾燥している。
5.周囲の低気圧へ流れる風量が増す。
高気圧がどの様なものか説明しますと、例えるなら砂漠です。
大陸の方では、熱赤道にある低気圧から地上の乾いた空気が上昇し、周辺の亜熱帯高気圧で下降します。
大陸の亜熱帯高気圧帯には、砂漠が広がっています。
この様に、ヒートアイランド現象により、多くの自然現象が、その度合いを強めているのではないかと思います。
都市では、人が道路へ水を撒き冷やそうとしますが、自然は何の手を加えずとも自然に大地を冷まします。
道路を敷くから、水を撒かなければならないのです。
ヒートアイランド現象とは、人や自然へ大きな負担をかける現象のように感じます。
温暖化により気温や湿度が高くなる高温の都市では、外を暖めながらクーラーで部屋を冷やすといった非効率的な生活を繰り返しています。
また、ヒートアイランド現象が周辺地域へもたらす被害も計り知れないところ。
都市は、人以外の生き物が住めないような地域です。
他の生物が生きていけないような所を、何故、人は好むのでしょうか?
他の生物が生きていけないような場所を増やすということは、自分たちが生きていくために必要な場所を減らすことなのかも知れません。
最後に、知識と頭だけで考えられることは知れているので、実際、調べたり研究しなければ分かりません。(^^)
以上、ヒートアイランド現象から読み解く気象現象でした。