世の中にある知識を基にした私の推論であることを、予めご了承ください。
一般的なバイオエタノールにより温室効果ガスが減るという話は、「サトウキビ等を作ることで大気中の二酸化炭素を減らし、それによりバイオエタノールを作り、車の燃料にする」という内容で、「大気中の二酸化炭素はサトウキビになるのだから二酸化炭素が増えない」と伝わっています。
さて、あくまでも自論で大雑把な計算ですが、私にはトリックの様なお話に聞こえ、よく考えると二酸化炭素は増えるとしか思えません。
今現在、どうなっているのかというと、次のようになっています。
石油をエネルギーにすると、図の様に二酸化炭素が増えていきます。
バイオエタノールへ変えたとしても、エネルギー源が石油からバイオエタノールへ変わっただけで、同じように車が二酸化炭素を出します。
現代人が出す排気ガスにより二酸化炭素が増えている中であり、自然が吸収/分解する二酸化炭素量よりも、増加する二酸化炭素量の方が多いのです。
出典:気象庁ホームページより (二酸化炭素濃度)
この様に二酸化炭素が増えています。
石油からバイオエタノールへ変えたとしても、車が出す二酸化炭素の量は殆ど変わらず、現在排出している二酸化炭素が二酸化炭素吸収量を上回っているから、大気中の二酸化炭素が増えているわけです。
これまでもバイオエタノールの元となる植物は育っていただろうし、エネルギー効率が悪かったり生成過程で排出される二酸化炭素により下手すると増えるかも知れません。
昔は石油が枯渇するという話があり、バイオエタノールは石油に代わるエネルギー源と聞いたことがあります。
ですので、代替エネルギーにはなると思います。(^^)
二酸化炭素を減らしたいのならば植物を増やし、二酸化炭素の排出量を減らす事が大切だと思いますね。
身の回りへ目を向けると、無駄に紙を使用していたり、無駄の多い生活や仕事をしていると思います。
車による二酸化炭素排出量を減らしたいのならば、単純に車の使用(ガソリンの使用量)を半分にして自転車を使ったりすると、半分近くまで車による二酸化炭素排出量が減りますね。
最後に、この内容が間違っていたとしても、私は一切責任を負いません。(^^;
以上