黒潮大蛇行による寒水渦と暖水渦について

”宇宙 「地獄の星・金星」 ナショナル ジオグラフィックス”を見て、NASAの方が、私と同じ様な考えていたので、今回この話をしたいと思います。

今回のお話は、私が頭の中で気象現象をシミュレートする際に用いる方法の一端です。
勿論、間違いが含まれている可能性があります。

考え方を真似たり、信じすぎると頭がおかしくなるかも知れないのでw、「世の中には、こんな考えの人もいるんだな」程度に軽く聞き流してください。(^^)

今回も、いくらかインターネットから実測値を頂きました。

ラニーニャ現象により、黒潮が大蛇行する場合があります。
この時、黒潮の西に寒水渦、東に暖水渦が出来ます。
この渦について、今回考えたいと思います。


まず、ラニーニャ時に強い東風が吹きます。


この時、日本列島では黒潮が大蛇行します。
黒潮大蛇行時、反時計回りに回転する寒水渦と、時計回りに回転する暖水渦が現れます。


#水深と海底を間違えてしまいました。

私は、大気と海水は特性が似ていると思っています。
例えば、次のようなことが挙げられます。
1.大気は軽く、水は重い。
2.大気では高気圧、海では水圧が高い状態はほぼ同じであり、低気圧は水圧が低い状態とほぼ同じである。
3.暖められた空気は膨張し、1立方メートルあたりの質量が軽くなり、
  暖められた水は膨張し、1立方メートルあたりの質量が軽くなる。
  冷やされた大気は圧縮され、1立方メートルあたりの質量が重くなり、
  冷やされた水は圧縮され、1立方メートルあたりの質量が重くなる。
4.大気は、上空が寒く地上は暖かい。
  海は、海底寒く海面が暖かい。
5.大気は台風を作り、海は渦を作る。
#1立方メートルでも、1平方メートルでも、1立方センチメートルでも同じです。(^^)

まだ他にもあるかもしれませんが、今回は、この様な特徴を元に、私の浅い気象学と数学理論に基づき、解き明かしたいと思います。

決して、冗談を言っているわけではありませんよ。(^^)


私の気象学ではw、性質の似通っているこの2つを利用し、台風を海の渦に例えて計算することがあります。

私的には大変面白く、海で渦が発生すると空気を取り込むように、対流圏で台風が発生すると、成層圏にあるオゾンなどを大気中へ取り込んでいる可能性があるな~と思っています。


まず、北へ暖流が、南へ寒流が流れているわけなのだから、強い逆方向の力が衝突するとき、衝突点は緩和されると思います。
ここで、スムーズに力を流そうとすると、衝突点では逆回転の渦が出来やすいと思います。

ただ、これは今回の話と関係ないかもしれませんし、関係あるかも知れません。(^^)


通常、低気圧では上昇気流が発生し、空気を引っ張ることにより中心気圧が下がります。


図は、日本付近を赤道側から北方向へ見た時の画像です。
通常、図の様に寒流と暖流が流れています。
寒流は温度が低いため圧縮され、水圧が高くなります。
暖流は温度が高いため膨張し、大気まで盛り上がった海面による圧力により水圧が高くなります。

この時、寒流と暖流の気圧さが小さく、大きな渦が出来ないのかもしれません。
(出来るか出来ないか知りません)


さて、今回はラニーニャ現象により東風が強く、暖かい海水が東から西へ流れることにより、日本付近へ暖かい海水が流れ込んでいます。

ここで何が起こっているかを考えると、大気では暖流による暖かい海水の影響を受け上昇気流が発生し中心気圧が下がりやすく低気圧化しやすいと思います。
そして、寒流の影響を受け冷たい海水により冷やされた大気は、暖流による低気圧より気圧が高いため高気圧になります。

寒流が流れている海中では、次のようなことが起こります。
1.冷たい海水により水圧が上がる。
2.勢いのいい暖流に阻まれ、行き場を失った寒流は下降水流となる。
3.寒流は冷たく質量が高いため、周りにある温かい海水より下降する。
4.海面が下へ引っ張られることで中心水圧が下がり、海中が低気圧化します。

暖流が流れている海中では、次のようなことが起こります。
1.暖かい海流により海水が膨張し、大気まで飛び出した海面付近の圧力により水圧が上がり、海中が高気圧化します。
2.赤道を流れる海流は、東風により時計回りに回転(右回転)する。

つまり、物質的な動きは、地上と水中では逆に働いているということです。

物理的、気象学的に海中で起こっている事を考えますと、暖流の高気圧と寒流の低気圧、そして地球の自転による力の影響を受け、暖流では右回転で高気圧性の渦が出来、寒流では左回転で低気圧性の渦が出来ます。

よく、台風のとき中心付近では低気圧による上昇気流で海面が上昇するとのことですが、今回の場合、海中から見ると下降海流により海面が下降しているというということです。

こんな所でどうでしょう? (^^)

以上