PHPをテストする環境を作ろう-Debian12.5でのテスト環境構築を確認

次で説明する方法とほぼ同じやり方で、Debian12.5でのテスト環境が構築できることを確認しました。

1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう


今回、Debian12.5へインストールするための説明を加えました。

PHPをテストする環境を作ろう1- 古いPCにDebian11をインストール

追記
今回は、Debian11をコンピューターへインストールしてPHPをテストするサーバーを作る方法を紹介したいと思います。
※Debian12.5でも同じ要領でインストールすることが出来ます。

追記
インストール時の注意点
1.ネットワークを要求される際に失敗した場合、一度LANケーブルをコンピューターから抜き差しして。再思考すると改善できる場合があります。

PHPをテストする環境を作ろう3 – DNSサーバーを作ろう

修正前
※ゾーンファイルをテストする場合
/usr/sbin/named-checkzone “www.phptest.ne.jp” /etc/bind/phptest.ne.jp.zone
/usr/sbin/named-checkzone “www.phptest.ne.jp” /etc/bind/phptest.ne.jp.rev

※named.conf, named.conf.local, named.conf.optionsをテストする場合
/usr/sbin/named-checkconf -z /etc/bind/named.conf

修正後
※Debian11でゾーンファイルをテストする場合
/usr/sbin/named-checkzone “www.phptest.ne.jp” /etc/bind/phptest.ne.jp.zone
/usr/sbin/named-checkzone “www.phptest.ne.jp” /etc/bind/phptest.ne.jp.rev

※Debian11でnamed.conf, named.conf.local, named.conf.optionsをテストする場合
/usr/sbin/named-checkconf -z /etc/bind/named.conf

※Debian12.5でnamed.conf, named.conf.local, named.conf.optionsをテストする場合
/usr/bin/named-checkconf -z /etc/bind/named.conf

久しぶりにLinuxで遊んだんですが、楽しかったですね。(^^)

named-checkconfが置かれているディレクトリと仕様が変わっていたので、少し困りましたね。

ついでに、AIに教わりながらpostfixもインストールしたので、今度、楽しもうと思っています。

以上

PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.ドメインを追加してみよう

今回は、ドメインを追加したいと思います。

ブログで半角のスラッシュと¥が使えなかったので、大文字の/と¥を使っています。

追加するドメインは、blog.ne.jpで、サブドメインをwebとし、http://web.blog.ne.jp/でアクセスできるようにしたいと思います。


1.Debian11の端末を起動し、suで管理者権限を得ましょう。

nautilus & exitと入力しEnterキーを押し、ファイルを開きましょう。


2./var/wwwを開き、ウィンドウ内を右クリックし、「新しいフォルダー」を選択しましょう。


3.blog.ne.jpと入力し、「作成」ボタンを押しましょう。


4.blog.ne.jpを右クリックし、「プロパティ」を選択しましょう。


5.「所有者」「グループ」「その他」のアクセスを「作成と削除」へ変えましょう。


6./var/www/phptest.ne.jpを開き、index.htmlを右クリックし、「コピー」を選択しましょう。


6./var/www/blog.ne.jpを開き、ウィンドウ内を右クリックし、「貼り付け」を選択しましょう。


7.index.htmlを右クリックし、「別のアプリケーションで開く」を選択しましょう。


8.「テキストエディター」を選択しましょう。


9.図の様に編集しましょう。


10./etcを開き、smb.confを右クリックし、「テキストエディターで開く」を選択しましょう。


11.青いラインで囲った部分を追加しましょう。


12./etc/apache2/sites-availableを開き、phptest.ne.jp.confを右クリックし、「コピー」を選択しましょう。


13.ウィンドウの空いた部分を右クリックし、「貼り付け」を選択しましょう。


14.phptest.ne.jp (コピー).confを右クリックし、「名前を変更」を選択しましょう。


15.blog.ne.jp.confへ名前を変更しましょう。


16.blog.ne.jp.confを右クリックし、「テキストエディターで開く」を選択しましょう。


17.青いラインの部分を図の様に変更しましょう。


18./etc/bindを開き、phptest.ne.jp.zoneを右クリックし、「テキストエディタで開く」を選択しましょう。


19.ウィンドウ内を右クリックし、「貼り付け」を選択しましょう。


20.phptest.ne.jp (コピー).zoneを右クリックし、「名前を変更」を選択しましょう。


21.blog.ne.jp.zoneへ名前を変更しましょう。


22.blog.ne.jp.zoneを右クリックし、「テキストエディターで編集」を選択しましょう。


23.図の様に編集しましょう。


24.phptest.ne.jp.revを右クリックし、「テキストエディターで開く」を選択しましょう。


25.青いラインの部分を追加し、保存しましょう。


26.named.conf.localを右クリックし、「テキストエディターで開く」を選択しましょう。


27.青いラインで囲った部分を追加しましょう。


28.端末を開き、suでスーパーユーザー権限を得ましょう。


29./usr/sbin/a2ensite blog.ne.jpと入力し、Enterキーを押しましょう。
※Apache2にサイトを登録しました。


30.systemctl restart apache2 bind9 named smbd nmbdと入力し、Enterキーを押しましょう。


31.「アクティビティ」「FireFox」を開き、アドレス欄にhttp://web.blog.ne.jp/と入力し、Enterキーを押しましょう。


32.図の様に、作成したindex.htmlファイルの内容が表示されれば成功です。


33.WindowsのEDGEを開き、アドレス欄にhttp://web.blog.ne.jp/と入力し、Enterキーを押しましょう。
図の様に、作成したindex.htmlファイルの内容が表示されれば成功です。


34.エクスプローラーを開き、「コンピューター」を右クリックし、「ネットワーク ドライブの割り当て」を選択しましょう。


35.フォルダーに¥¥php-pc¥blog.ne.jpと入力し、「完了」ボタンを押しましょ。


36.図の様なフォルダーが現れたら成功です。

見て分かるとおり、ドメインとサブドメインを変更することが出来ます。

これは、あくまでテストサーバー上でやることで、インターネット上では勝手なことをやっちゃいけません。

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.ドメインを追加してみよう
古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。

以上

PHPをテストする環境を作ろう5 – PHPを実行しよう

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

今回は、PHPを実行したいと思います。

ブログで半角のスラッシュと¥が使えなかったので、大文字の/と¥を使っています。


1.エクスプローラーを開き、phptest.ne.jp(¥¥php-pc)(Z:)ドライブを開きましょう。


2.ウィンドウ内を右クリックし、「新規作成」「テキスト ドキュメント」を選択しましょう。


3.新しいテキスト ドキュメント.txtが出来ました。


4.「新しいテキスト ドキュメント.txt」を右クリックし、「名前の変更」を選択しましょう。


5.test.phpへ名前を変えましょう。


6.test.phpをノートパッドで開き、図の様なphpプログラムを書いた後、保存しましょう。


7.エッジを開き、アドレス欄にhttp://www.phptest.ne.jp/test.phpと入力し、Enterキーを押しましょう。
※図は、Windows7のインターネットエクスプローラーです。

図の様な内容がウィンドウ内に出たら、おめでとうございます。

成功です。

2009年ごろから開発者用のWindows2000サーバーでテストマシンを作った事に始まり、2015年にDebian7で今回紹介したようなサーバーを築き、2021年にDebian11で再度サーバーを構築しました。

長年PCを扱っている私でも使い方が難しく、インターネットで十分な説明を見つけられませんでした。

Debianを使わせてもらっている身として、私も何か貢献しようかと思い、今回の様な説明を載せることになりました。

昔、MS-DOS3.3やMS-DOS5.0を使ってたのですが、コマンドプロンプトなんて何年ぶりに使ったかな?(^^;

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

以上

PHPをテストする環境を作ろう4 – ファイルサーバーを作ろう

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

今回は、Sambaを使ってファイルサーバーを構築しようと思います。

ブログで半角のスラッシュと¥が使えなかったので、大文字の/と¥を使っています。

次の2つの構成でコンピューターを扱う方法を説明しています。


1.クロスケーブルによる接続。


2.ハブやルーターのハブを介した接続。


1.端末を開き、suで管理者権限を得ましょう。
nautilus & exitと入力し、Enterキーを押すことで、ファイルを操作するウィンドウが現れます。


2./etcディレクトリを開き、smb.confを右クリックし、「テキストエディターで開く」を選択しましょう。


3.ファイルの終わりに、図の様なファイルサーバー情報を登録しましょう。
[phptest.ne.jp]
browseable = yes
path=/var/www/phptest.ne.jp
guest ok = yes
read only = no
create mode = 0777
directory mode = 0777
保存して、テキストエディターを閉じましょう。


4./var/wwwディレクトリを開き、phptest.ne.jpを右クリックし、「プロパティ」を選択しましょう。


5.所有者、グループ、その他、共に「作成と削除」へ変更しましょう。


6./var/wwwディレクトリを開き、index.htmlを右クリックし、プロパティを選択しましょう。
所有者、グループ、その他、共に「読み書き」へ変更しましょう。


7.端末を開き、systemctl restart smbd nmbdと入力し、Enterキーを押しましょう。


8./usr/sbin/update-rc.d smbd defaultsと入力し、Enterキーを押しましょう。
※再起動後、smbdが自動起動するようになります。


9./usr/sbin/update-rc.d nmbd defaultsと入力し、Enterキーを押しましょう。
※再起動後、nmbdが自動起動するようになります。


10.exitと入力し、Enterキーを押しましょう。


11.Windowsのコマンドプロンプトを開き、dir ¥¥php-pc¥phptest.ne.jpと入力し、Enterキーを押しましょう。


12.図の様に、ディレクトリの中がみれたならば成功です。


13.Windowsのエクスプローラーを開き、「PC」を右クリックし、「ネットワーク ドライブ」の割当を選択しましょう。
※Windows7では、PCではなくコンピューターです。


14.ドライブにZ:を選び、フォルダーに¥¥php-pc¥phptest.ne.jpと入力し、完了ボタンを押しましょう。
※失敗した場合は、追加したフォルダを右クリックし、切断することで割当を解除できます。


15.phptest.ne.jp(¥¥php-pc)(Z:)をクリックし、図の様にindex.htmlが現れたら成功です。

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

以上

PHPをテストする環境を作ろう3 – DNSサーバーを作ろう

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

今回は、Bind9を使って権威DNSサーバーを構築したいと思います。

※権威DNSサーバーについては、インターネットで調べてください。
※キャッシュDNSサーバーではありません。

ブログで半角のスラッシュと¥が使えなかったので、大文字の/と¥を使っています。

次の2つの構成でコンピューターを扱う方法を説明しています。


1.クロスケーブルによる接続。


2.ハブやルーターのハブを介した接続。


1.端末を開き、suで管理者権限を得ましょう。
nautilus & exitと入力し、Enterキーを押すことで、ファイルを操作するウィンドウが現れます。


2./etc/bindディレクトリを開きましょう。


3.db.emptyを右クリックし、「コピー」を選択しましょう。


4.ウィンドウ内の空いた場所を右クリックし、「貼り付け」を選択しましょう。


5.先程と同じように、ウィンドウ内の空いた場所を右クリックし、「貼り付け」を選択しましょう。


6.追加したファイルを右クリックし、「名前を変更」を選択しましょう。


7.phptest.ne.jp.zoneと入力し、「変更」ボタンを押しましょう。


8.追加したもう1つのファイルを右クリックし、「名前を変更」を選択しましょう。


9.phptest.ne.jp.revと入力し、「変更」ボタンを押しましょう。


10.named.conf.localを右クリックし、「テキストエディターで開く」を選択しましょう。


11.図の様に正引き、逆引きのゾーンを作成しましょう。
※fileで指定するディレクトリは、/etc/bindディレクトリ内でなければなりません。


12.named.local.optionsを右クリックし、「テキストエディターで開く」を選択しましょう。


13.図の様にオプションを編集しファイルに保存しましょう。


14.phptest.ne.jp.zoneを右クリックし、「テキストエディターで開く」を選択しましょう。
※このファイルは、/etc/bindディレクトリ内に置きましょう。


15.図の様に正引きゾーンファイルを作成しましょう。
※Serialは、更新する度に1を加算しなければなりません。


16.phptest.ne.jp.revを右クリックし、「テキストエディターで開く」を選択しましょう。
※このファイルは、/etc/bind/内に置きましょう。


17.図の様に逆引きゾーンファイルを作成しましょう。


18./etcにディレクトリを変え、resolv.confを右クリックし、「テキストエディターで開く」を選択しましょう。


19.図の様に編集しましょう。


20.端末を開き、systemctl restart bind9 namedと入力し、Enterキーを押しましょう。


21.systemctl status bind9と入力し、Enterキーを押しましょう。


22.bind9の状態を見終わったら、Qキーを押しましょう。
※この様にして、正常に動作しているか確認できます。


23.systemctl status namedと入力し、Enterキーを押しましょう。


24.namedの状態を見終わったら、Qキーを押しましょう。
※この様にして、正常に動作しているか確認できます。

※Debian11でゾーンファイルをテストする場合
/usr/sbin/named-checkzone “www.phptest.ne.jp” /etc/bind/phptest.ne.jp.zone
/usr/sbin/named-checkzone “www.phptest.ne.jp” /etc/bind/phptest.ne.jp.rev

※Debian11でnamed.conf, named.conf.local, named.conf.optionsをテストする場合
/usr/sbin/named-checkconf -z /etc/bind/named.conf

※Debian12.5でnamed.conf, named.conf.local, named.conf.optionsをテストする場合
/usr/bin/named-checkconf -z /etc/bind/named.conf


25.exitを入力し、Enterキーを押してsu権限を終え、端末を閉じましょう。


26.「アクティビティ」「ブラウザ(FireFox)」を起動し、アドレス欄にhttp://www.phptest.ne.jp/と入力し、Enterキーを押しましょう。
図の様な文字が表示されたならば、サーバー内でDNSサーバーが機能しています。


27.WindowsのEDGEを開き、アドレス欄にhttp://www.phptest.ne.jp/と入力し、Enterキーを押しましょう。
図の様な文字が表示されたなら、クライアントからDNSサーバーを利用できている事になります。

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

以上

PHPをテストする環境を作ろう2 – WEBサーバーを作ろう

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

今回は、Apache2を使ってWEBサーバーを構築したいと思います。

ブログで半角のスラッシュと¥が使えなかったので、大文字の/と¥を使っています。

次の2つの構成でコンピューターを扱う方法を説明しています。


1.クロスケーブルによる接続。


2.ハブやルーターのハブを介した接続。

まず、Debianのネットワーク環境を設定します。


1.矢印の部分を押し、「設定」を選択しましょう。


2.矢印の部分を押し、接続を解除しましょう。


3.矢印の部分を押し、ネットワークを設定します。


4.IPv4タブを選択しましょう。


5.「手動」を選択し、アドレス、ネットマスク、ゲートウェイを登録しましょう。
IPアドレス 192.168.100.100
ネットマスク 255.255.255.0
ゲートウェイ 0.0.0

登録後は、適用ボタンを押しましょう。


6.矢印の部分を押し、ネットワークへ接続しましょう。

次に、Windowsのネットワーク環境を設定します。


1.コントロールパネルを開き、「ネットワークとインターネット」を選択しましょう。


2.「ネットワークと共有センター」を選択しましょう。


3.「アダプターの設定の変更」を選択しましょう。


4.サーバーと接続するアダプター(図の場合、ローカル エリア接続)を右クリックしましょう。


5.プロパティを選択しましょう。


6.インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)を選択し、プロパティボタンを押しましょう。


7.「次のIPアドレスを使う」を選択し、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを入力しましょう。
IPアドレス 192.168.100.10
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.100.100

「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択しましょう。
優先 DNSサーバー(P)に、次のアドレスを入力しましょう。
優先 DNSサーバー(P) 192.168.100.100
OKボタンを押しましょう。


8.インターネットエクスプローラーを起動しましょう。
アドレス欄に、http://192.168.100.100/を入力しEnterキーを押しましょう。


9.図の様な画面が出れば、サーバーとクライアントが接続しています。
※出ない場合、やり直しましょう。


1.Debian11の端末を起動し、suで管理者権限を得ましょう。

nautilus & exitと入力しEnterキーを押し、ファイルを開きましょう。


2.ファイル システムのvar/wwwディレクトリを開きましょう。


3.ウィンドウ内を右クリックし、「新しいフォルダー」を選択しましょう。


4.フォルダー名にドメイン名、phptest.ne.jpと入力し、変更ボタンを押しましょう。


5./var/www/htmlディレクトリをクリックし、index.htmlを右クリックし、「コピー」を選びましょう。


6./var/www/phptest.ne.jpディレクトリを開きましょう。
ウィンドウ内を右クリックし、「貼り付け」を選択しましょう。


7.index.htmlを右クリックし、「別のアプリケーションで開く」を選択しましょう。


8.「テキストエディター」を選択しましょう。


9.図の様に編集しましょう。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>phptest</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
ok
</BODY>
</HTML>


10./etc/apache2/site-availableを開きましょう。利用可能なサイトを加えたいと思います。


11.000-default.confを右クリックし、「コピー」を押しましょう。
※000-default.confを雛形にして編集します。
※通常、プログラマーの世界では1人1人に教えると大変なので、default(規定), sample(見本), example(例), tutorial(手引き), skelton(骨組み)の様な見本や例を用意し、習う人たちはそれらを見て、どのように扱えばいいのか学びます。参考となるものがなければ、使い方がわかりませんからね。
※skelton以外をコピーして利用できるかは判りませんが、多分、個人利用(テスト用サーバー)ならば問題ないでしょう。(^^;
※勿論、自己責任です。
※通常、ソースコードに利用範囲が書かれていますし、例をコピーして使用することはありませんが・・・。(^^;


12.ウィンドウ内を右クリックし、「貼り付け」を押しましょう。


13.000-default(コピー).confを右クリックしましょう。


14.「名前を変更」を選択しましょう。


15.phptest.ne.jp.confと入力して「変更」ボタンを押しましょう。
phptest.ne.jp.confを右クリックし、テキストエディターで開きましょう。


16.この内容を雛形として、WEBサーバーの情報を作ります。


17.赤いラインの部分を変更して保存し、ウィンドウを閉じましょう。


18.端末ウィンドウを左クリックしましょう。


19.suでスーパーユーザー権限を得ましょう。


20./usr/sbin/a2dissite 000-defaultと入力してEnterを押しましょう。
すると、これまで表示していたサイトが無効になります。
※/etc/apache2/sites-enableから000-default.confが無くなります。


21./usr/sbin/a2ensite phptest.ne.jpと入力してEnterキーを押しましょう。
すると、phptest.ne.jp.confが有効になります。
※/etc/apache2/sites-enableにphptest.ne.jp.confが加わっていると思います。


22.systemctl restart apache2と入力し、Enterキーを押しましょう。


23.ウィンドウズを起動し、アドレス欄にhttp://192.168.100.100/と入力しEnterキーを押してみましょう。
図の様な画面が出れば成功です。

WEBサーバーの登録は、無事に終わりました。

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

以上

PHPをテストする環境を作ろう1- 古いPCにDebian11をインストール

私は機械好き、Windows好きなのですが、Linuxやサーバーというと上級者向けという印象があり、長年コンピューターを扱っている者としては興味が湧く分野です。

PCが一般的になり、まだ使える古いPCを活用したいと思う人がいるのではないかと思います。

今回は、Debian11をコンピューターへインストールしてPHPをテストするサーバーを作る方法を紹介したいと思います。
※Debian12.5でも同じ要領でインストールすることが出来ます。

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

今回は、次の2つの構成でコンピューターを扱う方法を説明します。


1.クロスケーブルによる接続。


2.ハブやルーターのハブを介した接続。

次の技能が必要です。
1.Windowsを扱えること。
2.コマンドプロンプトを扱えること。
3.ファイルやフォルダ(ディレクトリ)を扱えること。
4.拡張子を扱えること。
5.OSをインストールしたことがあること。
6.インターネットとネットワークの基礎が身についていること。
7.責任能力があること。(^^;

必要な物
1.Debian11
今回は、「netinst」と呼ばれる最小構成のインストーラーによるインストール方法を説明します。
入手したDebian11のISOファイルから、インストールメディア(CD、DVD,USBフラッシュメモリ)を作りましょう。
2.クロスケーブル、もしくはストレートケーブル2つとハブ、もしくはストレートケーブル2つとハブつきのルーター。

インストール時の注意点
1.ネットワークを要求される際に接続できなかった場合、一度LANケーブルをコンピューターから抜き差しして。再試行すると改善できる場合があります。

準備が出来たならば、早速インストールを始めましょう。

1.インストール先のコンピューターはDebian11に置き換わるので、大事なデータを予めバックアップしましょう。

2.インストールするコンピューターへメディアを挿入し、コンピューターを再起動しましょう。
※起動時にF12キーを押すと、起動ドライブを選ぶことが出来ます。


3.図の様な画面が現れたら、Graphical Installを選びましょう。


4.日本語を選びましょう。


5.日本を選びましょう。


6.日本語を選びましょう。


7.ネットワークを自動設定した場合は図の様な画面が現れます。
※現れなかった場合、自力でネットワークを設定しましょう。

あなたのPCをネットワーク上で識別するための名前を登録しましょう。
名前をphp-pcにすると、この先の説明を真似るだけでうまく行く可能性が高いと思います。


8.ドメイン名を登録しましょう。
※同じ名前でも構いません。


9.root用のパスワードを登録しましょう。
※インストール時に登録するパスワードは、root用のパスワードと、ログイン用のパスワードの2つがあります。


10.フルネームのユーザーアカウントを登録しましょう。


11.ユーザー名を登録しましょう。フルネームの名前の部分で構いません。


12.ログインパスワードを登録しましょう。


13.「ガイド-ディスク全体を使う」を選択しましょう。


14.インストール先のディスクを選択しましょう。


15.「すべてのファイルを1つのパーティションに(初心者ユーザーには推奨)」を選択しましょう。


16.「パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み」を選択しましょう。


17.「はい」を選択しましょう。


18.「いいえ」をインストールしましょう。


19.「はい」を選び、ネットワークミラーからインストールします。
※「はい」を選ぶことで、後にインターネットからbind9, samba, php等のプログラムを簡単にインストールすることが出来ます。
※「いいえ」を選ぶと、インストールが難しくなるので、「はい」を選んでインストールしましょう。
※インストールできない場合、LANケーブルを抜き差しすることで、インストール可能になることがあります。


20.日本を選びましょう。


2021-11-019.png
21.好きなミラーを選びましょう。


22.プロキシを使用する場合は入力しましょう。無ければ何も入力する必要はありません。


23.「いいえ」を選択しましょう。
※インターネットに繋げて利用することを前提としていないので、いいえを選んでいます。


24.図の様にチェックしてインストールしましょう。
※図の選択肢を選ぶと、高速で扱い易いデスクトップ環境になります。
※他の機能を加えると、デスクトップ環境が変わり処理が遅くなります。
※古いコンピューターをテストマシンにすることを前提としていますので、図の構成が最もいいと思います。


25.「はい」を選びましょう。


26.インストール先のディスクにブートローダーを登録しましょう。
※通常、インストール先のディスクへブートローダーを書き込みます。
※2つ以上ディスクがある場合、sda, sdbの様な表示になります。
※sda(Windows), sdb(Debian)があり、sdaへブートローダーを書き込むと、起動時にメニューが現れますが、sdbのDebianを削除するとどちらも起動しなくなります。その場合、WindowsのMBRを回復させなければなりません。
※sda(Windows), sdb(Debian)があり、sdbへブートローダーを書き込むと、BIOSで起動順序を変更したり、起動時にF12キーを押すことで、WindowsとDebianの起動を切り替えます。


27.インストールが終わりました。
「続ける」ボタンを押すと、自動的にコンピューターが再起動し、Debianを起動します。


1.通常、「Debian GNU/Linux」で起動します。


2.登録したユーザー名を選びましょう。


3.ユーザー名用のパスワードを入力してログインしましょう。


4.Debianのデスクトップ環境です。
右上のところで、設定やログオフ、電源オフ、再起動などを行えます。
左上のアクティビティにより、アプリケーションを起動したり起動しているアプリケーションを切り替えることが出来ます。


5.アクティビティを押しましょう。黄色い矢印のところにブラウザ、FireFoxがあります。押してみましょう。


6.アドレス欄にアドレスを打ち込むと、インターネット上のサイトを観覧できます。


7.グーグルが開きましたね。
※インターネットへ接続できなかった場合、自力でどうにかしましょう。
※設定のネットワークに、ネットワークの設定機能があります。

ブラウザを閉じ、サーバーに必要なアプリをインストールしましょう。


1.アクティビティを押しましょう。


2.矢印の先を押しましょう。


3.ユーティリティを選択しましょう。
※ユーティリティがない場合もあります。


4.端末を開きましょう。


5.システムを変更する場合はスーパーユーザー権限が必要なので、suによりスーパーユーザー権限を得ましょう。


6.rootのパスワードを入力しましょう。


7.su(super user)権限を得ました。


8.apt-get install bind9と入力しEnterキーを押しましょう。、インターネットからbind9をインストールします。


9.Yを入力し、Enterキーを押しましょう。


10.apt-get install sambaと入力しEnterキーを押しましょう。インターネットからsambaをインストールします。


11.Yを入力し、Enterキーを押しましょう。


12.apt-get install php php-mbstring php-gd php-mysqlと入力しEnterキーを押しましょう。インターネットからphpをインストールします。


13.Yを入力し、Enterキーを押しましょう。


14.apt-get install php-pear libapache2-mod-phpと入力しEnterキーを押しましょう。インターネットからリポジトリとapache2でphpを使うためのライブラリをインストールします。


15.Yを入力し、Enterキーを押しましょう。
他にも必要な物があれば、今の内にインストールしておきましょう。


16.exitを入力しEnterキーを押しましょう。su権限が無くなります。


17.インストールが終わりました。端末を閉じ、Debianお終了しましょう。

Bind9、Samba、Phpをインストールしました。
以降、Debian11をインストールしたパソコンは、インターネットへつなげることがありませんので、LANケーブルを外しても構いません。

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

以上