世の中にある知識を基にした私の推論であることを、予めご了承ください。
実は、車が関わるところには環境を悪化させるものが多いのです。
「世界の汚染度」でも説明したように、排気ガスは大気汚染、土壌汚染、水質汚染へ繋がると思います。
例えば、車が沢山あるところには、その車を停めるための駐車場が沢山あります。
車を走らせるためには道路も必要です。
よく考えてみてください。
私たちが車を使うために作っている道路や駐車場の下では、植物が育ち、小動物、微生物、昆虫等の生き物が生きています。
微生物は大気中の窒素を分解してくれていると聞きます。
私たちは生態学を習うのですが、生態学では図の様に上位の物が下位の物を食べて生きています。
道路や駐車場を作ると、生態系で下位の生き物が生きていけなくなります。
それに伴い、上位の生き物は数が減っていくはずです。
出典:「汚染動向動向調査」(環境省) (https://www.google.com/url?client=internal-element-cse&cx=003400915082829768606:wiib6pxwlwc&q=https://www.env.go.jp/recycle/circul/venous_industry/ja/history.pdf&sa=U&ved=2ahUKEwiJrPOMqYzoAhWsy4sBHaJWDGwQFjAEegQICRAB&usg=AOvVaw2M3a9xyykqE-lZaWMARYla)
(2020年3月9日に利用)
社会では、車により経済が発展します。
2005年に日本で出た40604万トンの産業廃棄物、5483万トンの一般廃棄物ですが、車が無ければこれだけの廃棄物を運ぶことが出来ません。
夏になると道路は非常に熱くなり、夜になっても熱が冷めません。
鉄や車等は、異常に高温になりますので駐車場は特に暑い。
冬の道路は異常に冷たく、夜になっても冷たいと思います。
鉄や車等は、とても冷たい。
コンクリートでも同じです。
これが草原だとどうなるかと言うと、草原では植物や生き物が生きています。
大地や植物は水を蓄えているのですが、この水が対流圏内で熱を循環させていると思います。
夏には大地で植物が育ちます。
草原が温められると大地や植物が蓄えていた水が蒸発し、水蒸気が出来ます。
水が蒸発するときに熱を吸収します。
日差しの強い場所は高気圧なので、水蒸気は低気圧へ向かって流れて行きます。
上空で冷めた空気は水を排出し、やがて雲が出来ます。
雲が出来ると、雲が太陽光を遮断してくれるので地上の気温が低下します。
雨が降ると、上空で冷めた水が降ることで地上の気温を下げます。
道路やコンクリートは、この様な自然現象を妨げていると思います。
私たちが夏に何をしているのかと言うと、外を暖めながら、室内が暑いからクーラーで室内を冷やしています。
2018年の記事(道路の下に眠る恐怖)にも書いたのですが、道路の下では何が起きているか分かりません。
道路の下にある砂は流動する物で、道路の上では重い車が走っています。
道路で隠れているので道路の下で何が起こっているか考えない方が多いと思いますが、よく道路を見て考えてみてください。
私は、「大地を道路で隠しているので、道路の下で何が起こっているかわからない」と不安に思っています。
さて、次にコンクリート、道路、駐車場がどのような物か説明したいと思います。
今現在、二酸化炭素の量が増えているのですが、道路や駐車場は植物の光合成を阻害しています。
勿論一部の太陽光発電も、植物が光合成をするために必要な光を植物から奪っています。
つまり、道路は植物が二酸化炭素を吸って炭素を蓄え、酸素を出すといった自然現象を阻害しています。
「二酸化炭素などの気体や液体により温暖化する理由」でも説明したのですが、気体の量が増えると熱くなります。
皆さんが夏になると刈る草ですが、あれは炭素で出来ています。
大量の草を刈って燃やしているのですが、燃やすと大気中の二酸化炭素濃度が増すので二酸化炭素が減りません。
よく考えてみたら分かるんですよ。
道路を増やすことで、夏になるとあれだけ多く茂る草が生えないのですから、道路や駐車場がある場所では、植物に成れなかった二酸化炭素が大気中にあるのです。
気体よりも固体の方が密度が高いので、相当な量の二酸化炭素が草に吸収されずに舞っていると言えます。
出典:気象庁ホームページより (地球全体の二酸化炭素の経年変化)
植物による二酸化炭素の吸収を阻害したり、育った植物を刈り燃やすことで、大気中では二酸化炭素(CO2)濃度が増加の一途を辿っています。
温暖化の原因はこれだけではないでしょうが、車が関わるところには悪い話ばかりがありますので、利用は控えたほうがいいように思いますね。
相当重い物を運ぶ際の輸送手段としては使えそうですが、一般利用は出来そうではありません。
勿論、間違いが含まれているかもしれませんので、よく調べてください。
以上