地球の砂漠化と緑化

今回のお話は、私が物理現象から分析、推測したお話ですので、間違いがあるかもしれません。

分かり易いように、一部の図は誇張し表現しています。(^^)

上昇気流と下降気流による砂漠化。
——————————————-

#オレンジ色の部分は、地上付近で流れている風で、最終的に上昇します。
#白色の部分は上空を流れている風で、最終的に下降します。

緯度20~30度付近では亜熱帯高気圧が形成され、赤道付近で上昇した空気はハドレー循環により亜熱帯高気圧で下降します。
この時、上空の乾燥した空気が下降します。


図は夏に予想される下降気流。
#詳細なデータが見つからなかったので、大まかな予想でしかありません。
#海水温が高い場所をピンク色で塗っています。

データから分析すると、次のようになります。
1.赤道付近では、常に上昇気流が発生している。
2.上昇気流が発生する熱帯収束帯は、地球の傾きにより南北(冬夏)へ移動する。
3.夏は熱帯収束帯が北上するため、北半球で強い下降気流が生まれます。


#上に成層圏があるという意味です。
図の様に、低気圧で上昇した空気は高気圧で下降します。

この亜熱帯高気圧下には、日本人に馴染み深い太平洋高気圧やサハラ砂漠などがあります。

#この話は、WIKIの「亜熱帯高気圧」やインターネット上のサイトを参考にしています。

ここからは、私の考え方です。
——————————————-
砂漠へ水を送ったり草木を増しても、あまり効果が無いのではないかと思うのです。

砂漠は、次のような理由で湿度を失うと思います。
1.上空から乾いた風が入る。
2.高気圧なので高温になり水分を奪います。
3.高気圧なので低気圧へ向かって風が吹きます。
砂漠地帯地上付近では、周辺ヘ向かって風が吹き出しているはずです。

一時的に草木を植えることが出来たとしても、恒久的には自然現象を伴う砂漠を人の手によって緑化することは出来ず、緑化する場合に水が必要でしょうから、下手すると肥よくな土地にあった草木や土を砂漠化させてしまうのではないかと思います。


あくまで予想ですが、砂漠はこういった構造ではないかと思います。

表層は乾燥や高温により砂漠化しているのですが、その内部にはどこにでもある土があると思うのですね。
砂漠でも雨が降るとの事なので、地下深くにある土は雨を吸収し水気を保っているように思えます。(あくまで推論です)

そして、私は砂漠化が進む主な理由として温暖化を疑っています。
温暖化により赤道付近の上昇気流が強くなり、対流が勢いを増す。
砂漠付近では、温暖化による強い対流により強い下降気流が生まれると思います。
これにより、砂漠化が進みます。

加えて温暖化により砂漠地帯の気温が上昇し、高気圧の勢力が増すのではないかと思います。
その為、砂漠地帯から周囲へ向かって吹く風も強くなり、より砂漠化が進むのではないかと思います。

この様に考えると、温暖化を止めることが砂漠化を止める最善の策ではないかと思います。
温暖化を改善できれば、自然は自然と温暖化前の状態、砂漠化していた所は長い年月を経て草木が生えるようになるのではないかと思います。

砂漠地帯へ植林するより、「今、砂漠以外から失われつつある森林を大切にしなければならない」と思います。

私たちは、地球上で自然や動物と共存しているのです。
自然を大切にしましょう。(^^)

最後に、あくまでも個人的な意見なので責任は取れません。(^^;