近年、外国の方が日本語を学び、日本語で話してくれるようになりました。
ですので、外国の文化を日本語で楽しみながら聞いています。(^^)
その中に、日本人は自信がない、シャイだといった話があります。
今回は、何故、日本人は自信がないように見えるのかを考えてみたいと思います。
日本の文化で悪いとされていることの中に、「自信過剰、過信、驕り(おごり)、うぬぼれている」といった言葉があります。
例えば、うぬぼれている人は、自分の実力以上のことをやり、出来ずに挫折します。
自信過剰な人は、やることが雑で、細かなことを考えられなずに問題を引き起こします。
例えば、「ダムを作ったら干ばつが起きた」と言ったように、先進的な技術を扱うには慎重さが必要ですが、自信過剰な人は、干ばつが起きるといったことまで考えられません。
驕りのある人は、不誠実な人間である場合が多く、人を不快にさせるようなことを語り、快く思われません。
日本は、地震、台風、津波、水害などの災害が起きやすいので、昔は自信よりも慎重さや堅実さが大切だったのだと個人的に思います。
特に、学のある方ほど、気品、誠実さ、謙虚さ等の徳を大切にしていると思っています。
物事は言い方によって変わると思うのですが、自信がないと言えば悪いように聞こえますが、慎重とか堅実と考えれば、成程と納得出来るのではないかと思います。
以上