浸透圧-学校で習う浸透圧

今回は、学校で習う浸透圧の話をし、次回は自分なりの考え方で浸透圧がなぜ起こっているかを分析したいと思います。

今回のお話は、次のお話が関係しています。
1.重心と質量中心、浮心について
2.浸透圧-学校で習う浸透圧
3。浸透圧-浸透圧を分析



図は、半透膜の例。

半透膜には隙間があり、水の様な小さい分子は通り抜けられるが、タンパク質の様な大きい分子は通り抜けられません。


図の左側はナトリウムイオンが溶け込んだ溶液、右側は何も溶けていない溶媒となる純水が入っているとします。

大きな分子であるNa+は半透膜を通れず、小さな分子である水分子は半透膜を通過できます。


左図の状態から数時間置くと、中図のように水が移動します。

この時、水が溶液へ浸透する圧力を浸透圧と呼びます。

これに加圧したのが右図であり、加えた圧力と浸透圧が近い数値になります。


さて、次は式を見てみましょう。

式は、図のようになります。

この式からして、溶液内にある溶質分子の濃度を算出しているのだと思います。

高張液と低張液を用意し、式を当てはめてみましょう。


計算をすると、図の圧力が高張液のデータから算出される浸透圧になります。


計算をすると、図の圧力が低張液のデータから算出される浸透圧になります。


これらから、高張液のデータから得られる浸透圧の方が大きいので、低張液から高張液へ浸透することがわかります。

半透膜を境に浸透圧は違いがあるので、半透膜を境に力がかかっていると言いたいのだと思います。

多分、このような考え方だと思うのですが、私は変な話だなと思っています・・・。(^^;

次回は、自分で浸透圧を分析したいと思います。

以上