2025年4月頃~9月、なぜ猛暑になったのか?

今回のお話は、次の記事が関係しています。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係
4.太陽活動11年周期と異常気象の関係
5.2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?
6.太陽活動、気温、異常気象の関係
7.2025年1月頃~3月、ラニーニャ現象で寒冬でした
8.2025年4月頃~9月、なぜ猛暑になったのか?

今回は、4月~9月に起こった気象現象を説明したいと思います。

ブログを見るとわかると思いますが、私は海水温と太陽活動が好きで、よく見ています。


出典:気象庁ホームページより (気象庁 | 世界の年平均気温
National Astronomical Observatory of Japan

このデータを見るとわかる通り、太陽の黒点数が多く、太陽が活発なときに黒点数が多くなりますので、今年は太陽活動が活発で暑い。

更に、ラニーニャ現象により日本近辺へ太平洋の暖かいか市水が流れてくるので、ラニーニャ現象時の夏は暑くなります。

では、今年の4月~5月、涼しかったのは何故でしょう?


出典:気象庁ホームページより (気象庁 | 海水温・海流のデータ 太平洋 旬平均海面水温
3月、ややエルニーニョ現象気味で、太平洋中央の海水温が低く、日本の南には前線の様なものがあるのか、海水温が低くなっています。


4月は、3月と同様にややエルニーニョ現象気味で、日本の南には前線の様なものがある可能性があり、雲が出来ていて海水温が低くなっていると思います。

エルニーニョ現象が起きている場合、日本近辺に暖かい海水があまり流れてこないので、比較的涼しいと思います。


5月、太平洋のエルニーニョ現象が終わり、太平洋の赤道では東風が強くなることで、海水が太平洋の西に集まっていることが分かります。

太平洋高気圧が強く、前線が日本付近にかかることで雲が出来、5月は日射が少なく涼しい日が続きました。


出典:気象庁ホームページより (気象庁 | 地球環境・気候 全球および太平洋の海況

これは、太平洋を中心とした広い地域の月平均海面水温です。

これを見ると、5月は太平洋東側がラニーニャ現象気味になっているのて、太平洋赤道の東風が強いことが分かります。
これにより、5月以降は太平洋高気圧がやや強く、前線が北上し易かったのかも知れません。

インド洋を見てみると、負のダイポールモード現象が起きているように思えます。
インド洋の赤道付近では東風が弱く、インド洋で対流活動が平年よりも活発で、雲ができやすい環境だと思います。
インド洋で出来た雲は、貿易風により西へ流れていきます。
南シナ海で出来た雲は、偏西風によって日本付近へ流れていたと、気象予報士さんが言っていましたね。

この雲がやや強い太平洋高気圧により日本へ流れてきて、日本の5月は曇りの日が多かったのかなと思います。


6月、やはりインド洋で負のダイポールモード現象(インド洋の東風が弱い)が起こっている模様。


7月もインド洋の海水温が高く、負のダイポールモード現象が起こっている模様。

太平洋では、ややラニーニャ現象が衰えてきたように思えます。

日本付近を見てみると、高温の海水温が集まっていて暑そうですね。


6月上旬の海水温。

ややラニーニャ現象気味でしょうか?

日本付近に高温の海水が集まっているのですが、6月上旬は梅雨前線の影響で海水温がやや低かった様です。

この後、気温が上昇し、6月から猛暑日の地域がありましたね。


7月の海水温。

日本中の海水温が高くなっていることが分かります。

太平洋高気圧が強かったので梅雨明けが早く、今年の梅雨は、あまり雨が降りませんでした。


8月の海水温。

7月と同様に、日本中の海水温が高く、地上では暖かい海水により暖かく湿った空気が流れていそうです。

8月前半に台風が発生し、前線が南下して雲が発生していたと思います。
雲により、少し気温が低くなり雨が降りました。

8月後半は、猛暑日が続き非常に暑い夏になりましたね。

ラニーニャ現象時の夏は、猛暑になると言われています。

最後に、2023年~2025年の8月31日の海水温です。

今年は太陽活動が活発で、強い太平洋高気圧に覆われて暑く、高温の海水が栃木県の辺りまであります。
2023年や2024年と2025年を比べると、暑いことが分かります。

このブログでは、一般的な知識、学問、大人になってから得た独学による知識、私の推論などを載せています。

間違っている可能性もあるので、ご注意ください。

以上

必ずエルニーニョ現象が起こる時期と、2025~2034年の太陽活動と異常気象を予想

今回は、必ずと言っていいぐらいエルニーニョ現象が起こりやすい時期を説明したいと思います。

また、2025~2024年の太陽活動と異常気象を予想してみたいと思います。

軽い気持ちで予想しているので間違える可能性が高く、予想を信じないようにしてください。

今回のお話は、次の記事が関係しています。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係
4.太陽活動11年周期と異常気象の関係
5.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?
6.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?-猛暑の夏から暖冬までの軌跡
7.2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?
8.太陽活動、気温、異常気象の関係
9.2025年1月頃~3月、ラニーニャ現象で寒冬でした
10.必ずエルニーニョ現象が起こる時期と、2025~2034年の太陽活動と異常気象を予想

通常、予想というものは、現在から離れている程、外す可能性が高くなります。


National Astronomical Observatory of Japan

エルニーニョ現象は、2つの起こりやすい時期があります。

エルニーニョ現象が起こりやすい時期の1つは、太陽の黒点数が衰え始める時です。

図の青い矢印は、21周期~24周期に太陽活動が衰え始める場所です。

21周期~24周期で、必ずエルニーニョ現象が起きています。

もう1つ、エルニーニョ現象が起こりやすい時期があります。

それは、太陽の黒点数の減少が底に達した時です。

この時、エルニーニョ現象が起きます。

これら2つの時期に該当しないエルニーニョ現象が発生する時期については、海水温を見て判断するしかありません。


太陽活動は、凡そ11年周期で上下を繰り返しています。

21周期から24周期までの間、黒点数が最小になった年は、次の通りです。
1.1987年
2.1997年
3.2009年
4.2020年、

これらから考えて、次に黒点数が最も少なくなる年は、2031年頃になる可能性が高いと思います。


2031年頃に太陽活動が最も静寂になることを考えると、図の様な紫色のラインが引けます。

衰え始める時期にエルニーニョ現象が起きますので、2027年は冷夏になるのかもしれません。


太陽活動の黒点数が最小になる年より少し前から異常気象が起き始めるので、正確な日付までは分かりませんが、2029年頃から2034年の間、図の様に異常気象が起きる可能性があります。

今のところ、太陽活動からわかることは、これぐらいです。

最近はAIによる株価予想もあり、私も暇なときに予想してみようかと思い、この様な記事をアップロードしてみました。

太陽活動について、地球には小氷期があり、マウンダー極小期に太陽黒点数が非常に少なくなっていた時期があります。

小氷期には、火山活動が活発でエルニーニョ現象が頻発していたとの記録があり、この事からエルニーニョ現象と寒さが関係している事が推測できます。

このブログでは、一般的な知識、学問、大人になってから得た独学による知識、私の推論などを載せています。

間違っている可能性もあるので、ご注意ください。

以上

2025年1月頃~3月、ラニーニャ現象で寒冬でした

今回のお話は、次の記事が関係しています。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係
4.太陽活動11年周期と異常気象の関係
5.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?
6.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?-猛暑の夏から暖冬までの軌跡
7.2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?
8.太陽活動、気温、異常気象の関係

今年は、冬(12月~2月)から3月までの間、寒い冬でした。

次の記事の内容が当たりましたね。
1.「2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?」の次の記事。
まず、図の太陽活動を見ると、2023年は25周期にあたるサイクルであり、黒点数が増えていて太陽活動が活発な状態です。
このペースで考えると、2023年も太陽活動が活発になることが予想され、暑くなる可能性があります。
2.「2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?
2025年1月から3月末は、ラニーニャ現象の様な寒い冬でした。

今回は、今年の冬に起きたラニーニャ現象と寒くなる理由ついて、説明したいと思います。


出典:気象庁ホームページより (気象庁 | 世界の年平均気温
National Astronomical Observatory of Japan

図は、太陽全面の年平均黒点数と世界の年平均気温偏差です。
2024年の年末を見ると、平均気温偏差は高く、黒点数も多い状態であり、太陽活動が活発でした。

下に書かれているEl ninoは、異常気象のエルニーニョ現象を意味し、La ninaは異常気象のラニーニャ現象を意味します。

2025年は、ラニーニャ現象が起こっていましたね。


ラニーニャ現象というのは、図の様な事が起こっていると思われます。

1.エルニーニョ現象が起こる。(起こらない場合もあります)
2.太陽活動が活発になり気温が上昇する。
3.対流活動が活発になる。(地球は、太陽から得られる熱により、風が吹いています)
4.東風が強くなる。
5.海水が勢いよく流れるようになる。(赤道では、東風により海水が流れているということになっています)

これらを踏まえて、太陽全面の年平均黒点数と世界の年平均気温偏差を見てみましょう。


平均気温偏差は高く、太陽活動は活発な事が分かります。


海水温を調べてみると、2月頃までラニーニャ現象により赤道西に暖かい海水の塊があることが分かります。

赤道上では、太平洋東側の海水温が低くなっています。

つまり、赤道付近では東風が強く、ラニーニャ現象により1月~3月の終わり頃まで寒かったことが分かります。

ラニーニャ現象については、「ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析」をご覧ください。


出典:気象庁ホームページより (気象庁|過去の実況天気図

ラニーニャ現象の時、図の様な西高東低が続くことで、寒気が日本へ入りやすく、寒い日が続きます。

気象予報士さんならば、等圧線が狭く、強い北風が吹いていることを説明するでしょう。


※図は、寒気が入ってきた場合のイメージです。

この西高東低ですが、地上では高気圧からの冷たい北風、上空では低気圧からの冷たい北風がやってくるのではないかと思います。

冬なので地上には乾燥した空気があり、北風が吹いただけでは大量の雲が出来るわけではないと思います。


日本付近の場合、南から暖流が流れてきているので、日本海へ寒気が入ると、寒暖の差により雲が出来ます。

日本海では、寒暖差により竜巻が起きていて、漏斗雲というものが出来ています。

これにより、西高東低になるとき、日本では雪が降ります。


これは、上空に寒気がある寒冷渦と呼ばれるものです。

低気圧なので雨が降ると、上空の寒気により冷やされた氷が地上を冷ますことで、地上の気温が著しく低下して寒くなります。


竜巻の構造」で考察したことがあるのですが、図の様に対流圏海面に寒気がある場合、これに成層圏の空気が引っ張られることで、対流圏海面の気圧が低くなります。

図を見てわかるように、地上の気温が高ければ、大気は不安定になり、突風、竜巻などが起こる可能性があるでしょう。


出典:気象庁ホームページより (気象庁|過去の実況天気図

図は、3月26日に暖気が強くなり、夏日が続出した頃の天気図です。

今年も、最高気温を更新しましたね。

天気図を見ることで、南の高気圧から、北の低気圧へ暖気が流れ込むことが分かります。


これは、2025年3月の海水温です。

3月は、赤道の東風が弱いからか、青い丸で囲っている部分は、暖かい海水が横に伸びています。
オレンジ色の丸で囲っているインド洋、及び緑色の丸で囲っている太平洋東側の海水温が高くなっていることが分かります。

大体、4月頃や10月頃、この様な傾向が見られますが、個人的にはややエルニーニョ現象の傾向がある様にも思えます。

実際、どうなるかが楽しみです。(^^)

太陽活動が活発なのに、寒冬になる理由を説明してみました。

2014年頃から気象に興味を持ち、11年程になります。

これからは、毎年起きる太陽活動や気象現象を大まかに説明してみたいと思います。

このブログでは、一般的な知識、学問、大人になってから得た独学による知識、私の推論などを載せています。

間違っている可能性もあるので、ご注意ください。

以上

太陽活動、気温、異常気象の関係

今回は、太陽活動と気温、そして異常気象の関係を調べてみたいと思います。

今回のお話は、次のお話が関係あります。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係
4.太陽活動11年周期と異常気象の関係
5.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?
6.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?-猛暑の夏から暖冬までの軌跡
7.2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?
※これらの記事のリンクを更新しました。
8.太陽活動、気温、異常気象の関係
※一部の記事のリンクを更新しました。


※図は黒点数のグラフです。
※太陽光の温度ではないことに注意してください。

太陽活動と異常気象の関係を調べてわかったのですが、このグラフ上では、赤い矢印の部分で必ず異常気象が起こっていることが分かります。


出典:気象庁ホームページより (気象庁 | 世界の年平均気温

次に、年平均気温偏差(30年平均値と年平均気温の差)を見てみましょう。

このグラフを見ると、相対的に地球の気温が上昇し始めて1.5年~3年後ぐらいにラニーニャ現象が起こっていることが分かります。

これが、どういうことかを説明したいと思います。


出典:気象庁ホームページより (気象庁 気象衛星
出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温

1.エルニーニョ現象が発生。(発生しない場合もある)
2.太陽光が強くなり気温が上昇する。
3.対流活動が活発になる。
4.赤道で東風が強くなる。
5.海水が勢いよく流れるようになる。

これら(1~5)に、凡そ1.5~3年程かかるのではないかと思います。


図は黒点数と年平均気温偏差を混ぜたグラフです。

図の太陽活動と気温の関係は、少し難しい関係の様に思えます。

これを見ると、平均気温が上昇したのち、黒点数が上昇しているように見えます。
黒点数が上昇するときは、平均気温が上がる場合と下がる場合があるようです。

図に黒点数が少ない時期があります。
この時、平均気温偏差の浮き沈みが小さく、勢いがないように思えます。
一方、黒点が多い時期はというと、平均気温偏差の山が勢いよく上下しています。


更によく見ると、投資でいう所のやや斜めのダブルトップに近いものも見えますね。(^^;)

これらから、黒点数と平均気温偏差に相関関係があることが分かります。

このブログでは、一般的な知識、学問、大人になってから得た独学による知識、私の推論などを載せています。

間違っている可能性もあるので、ご注意ください。

以上

2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?

2024年の夏は、各地で猛暑日が続きましたね。

今回は、何故2024年の夏は、何故猛暑になったかを考えてみましょう。

今回のお話は、次のお話が関係あります。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係
4.太陽活動11年周期と異常気象の関係
5.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?
6.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?-猛暑の夏から暖冬までの軌跡
7.2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?
※これらの記事のリンクを更新しました。


まず、図の太陽活動に目を向けると、2024年の8月時点では黒点数が多く、太陽活動が活発です。
23周期や24周期より、25周期は黒点数が多く太陽活動が活発だと思います。

太陽活動23周期と24周期は、太陽活動が静寂だったようですが、太陽活動24周期の様に太陽活動がやや活発になってみると、温暖化による暑さが尋常ではありませんね。

では、日単位での太陽活動に目を向けてみましょう。


太陽活動に関して、図の様なイメージで捉えています。


出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温
宇宙天気予報より (現況・トレンド | 太陽黒点 | 宇宙天気予報
※図の海水温は、月初め(上旬)の海水温です。
※図の黒点数は、月半ばから次の月半ばまでのデータです。

太陽活動と異常気象の関係について、未だにこれといった事は分かりませんが、気温の変化に関係があるとは思っています。

貿易風(東から西に流れる風)は、平年並み~平年より強い状態を繰り返していますが、密度の高い海水の流れる勢いは安定しており、赤道東側の海水温が低くい様で、夏はややラニーニャ現象の傾向があったのではないかと思います。


出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温

これは、2024年8月上旬の海水温です。
2024年8月は太陽活動が活発で、やや弱いラニーニャ現象が起きていますね。
ラニーニャ現象の年は、猛暑になる事があります。


これは、去年2023年8月上旬の海水温です。
2023年8月は太陽活動が活発で、エルニーニョ現象が起きていました。

台風のおかげもあり、日本南の海水温は低かったようです。


これは、1982年8月上旬の海水温です。
1982年8月は太陽活動が活発で、エルニーニョ現象(冷夏だと思います)が起きそうですが、

2023年のエルニーニョ現象と比べると、全体的な海水温の低さが目で見て分かりますね。


出典:気象庁ホームページより (気象庁 海面水温に関する診断表、データ 日別海面水温

これは、日本近海の海水温です。
右図は平年の海水温に対する温度差ですが、1~5度ぐらい海水温が高くなっています。

2024年は猛暑日と熱帯夜が長く、日本は南から北まで暑く大変でした。

図の高い海水温について考えると、空気よりも水の方が密度が高く、密度の低い空気は熱し易く冷め易いが、密度の高い水は熱し難く冷め難い。
密度の高い海水の温度が高い場合、密度の低い空気は海水により暖められます。

図を見ると分かるのですが、30度の海水が東京辺りまで流れているので、30度の海水上では、空気が暖められることで最低気温は高めになるのかも知れませんね。


出典:気象庁ホームページより (気象庁 | エルニーニョ/ラニーニャ現象

エルニーニョ監視監視速報の方を見ると、次の様になると思います。
1.OLR-DL(日付変更付近の対流活動)は、平年並みぐらいかと思うので、異常気象は起こっていないと言えます。
2.U200-CP(太平洋中部付近の対流圏上層200hPa)の赤道東西風指数は、平年並みからやや弱い傾向があり、エルニーニョ現象の傾向がややあります。
3.U850-CP(太平洋中部付近の対流圏下層850hPa)の赤道東西風指数は低く、ラニーニャ現象の傾向が現れています。
4.U200-IN(インド洋における対流圏上層200hPa)の赤道東西風指数は、下降傾向だが平年並みぐらいになっています。
大気の状態は、この通りです。


出典:気象庁ホームページより (気象庁 気象衛星

ヘクトパスイカルについては、図の様になります。

前回の「2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?」でも同じだったのですが、太陽活動だけを見て異常気象を判断するのは難しいと思います。
今回、暑さを推し量る上で、太陽活動はとても参考になると思いました。

このブログでは、一般的な知識、学問、大人になってから得た独学による知識、私の推論などを載せています。

間違っている可能性もあるので、ご注意ください。

以上

2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?-猛暑の夏から暖冬までの軌跡

今回のお話は、次のお話が関係あります。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係
4.太陽活動11年周期と異常気象の関係
5.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?
6.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?-猛暑の夏から暖冬までの軌跡
7.2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?
※これらの記事のリンクを更新しました。

今回は、2023年夏、エルニーニョ現象なのに冷夏にはならず、冬から暖冬になった理由を考えてみたいと思います。


出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温
宇宙天気予報より (現況・トレンド | 太陽黒点 | 宇宙天気予報
※図の海水温は、月初め(上旬)の海水温です。
※図の黒点数は、月半ばから次の月半ばまでのデータです。

海水温、エルニーニョ監視速報、黒点数を見ている限りでは、次の様に変化して暖冬になったのではないかと思います。

1.2月頃まで貿易風が強く、それによって起こるラニーニャ現象が終わる。
2.3月頃から貿易風は平年並み。
3.4月頃からエルニーニョ現象が始まるが、貿易風は平年並み。
4.夏はエルニーニョ現象だったが、貿易風は平年並みで冷夏にはならなかった。
5.8月頃から貿易風が弱くなる。
6.9月以降は暖かく、そのまま暖冬になった。

これだけを見ると、貿易風の影響により暖冬になった様に思えますね。


出典:気象庁ホームページより (エルニーニョ監視速報

貿易風が弱く、太平洋東側の海水温が高いエルニーニョ現象になっていますね。
2023年から2024年の冬は、暖冬でした。

ニュースによると、2024年の南米では平年よりも降水量が多く、洪水が起こったようです。


2019年は平年並みの冬、2021年と2022年はラニーニャ現象の冬、2023年はエルニーニョ現象の冬でした。
比較してみましょう。

2019年、2021年、2022年は海水温に偏りがあり、対流活動の強い部分と弱い部分があるので、寒気や暖気が入り易い。
2023年はエルニーニョ現象でしたが、海水温は偏りが少なくて対流活動が弱く、平年よりも大気が安定していて寒気や暖気が入り難い。


エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析」や「ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析」でも説明したのですが、対流活動により風が吹いているので、エルニーニョ現象の時、図の様に暖気や寒気が入り難い。

また、2024年は西高東低になり難く日本へ寒気が入り難かったので、暖かかったのではないかと思っています。

2024年の海水温を見ると、図の様に全体の水温が高いので、これからが不安ですね。

海水温が高いという事は、地上の空気が温まりやすくなる。
水蒸気の量が多くなる可能性が高いので、気化した水蒸気により上昇気流が強くなる。
水蒸気は雲の元なので、雲が出来やすくなる。
雲がある地域では放射冷却が出来ずに最低気温が高くなり、雲はやがて落下してくるので大雨の原因となります。

ですので、水害に気をつけなければなりません。

いろんな例を見比べることで、何か分かるのかも知れませんので、今回の様に変わったことがあれば、ブログに書きたいと思います。

以上

2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?

2023年にエルニーニョ現象が起きたのですが、夏は高温で8月上旬になって気温が下がった地域もありました。
通常、エルニーニョ現象は冷夏になることが多いのですが、今年は暑くなりましたね。

今回は、次のお話の続きです。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係
4.太陽活動11年周期と異常気象の関係
5.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?
6.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?-猛暑の夏から暖冬までの軌跡
7.2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?
※これらの記事のリンクを更新しました。


冷夏の例として、2019年のエルニーニョ現象は冷夏だったのですが、2019年は太陽活動が静寂で黒点数が少なく、図の様に太平洋高気圧は弱く、オホーツク海高気圧があり、北風(北から南へ吹く風)により寒気が流れ込む事により涼しくなっていました。
ですので、エルニーニョ現象の年は前線が北上し難く、梅雨入り、梅雨明けが遅れます。

では、何故2023年は冷夏にならず、高温になったのでしょうか?


まず、図の太陽活動を見ると、2023年は25周期にあたるサイクルであり、黒点数が増えていて太陽活動が活発な状態です。
このペースで考えると、2023年も太陽活動が活発になることが予想され、暑くなる可能性があります。

図の太陽活動は年単位なので、これを日単位で見てみましょう。


※検証中なので、間違っている可能性があります。

日単位の太陽活動を見る前に、どういうものかを説明しますと、黒点が増えるときに気温が上昇し、黒点が減少するときに気温が低下している可能性があると思っています。
プロトン現象が起こると非常に暑くなるような気がしますね。(^^;


出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温
宇宙天気予報より (現況・トレンド | 太陽黒点 | 宇宙天気予報
※図の海水温は、月初め(上旬)の海水温です。
※図の黒点数は、月半ばから次の月半ばまでのデータです。

日単位で見ると、一番右の「Sunspot Number(黒点数)」を見ると、図の様に増減しています。

太陽黒点数の見方はまだよく理解していませんのでうまく説明できませんが、海水温は熱し難く冷め難いので、時間差で海水温が変化するのかも知れないと思っています。
黒点数の波が大きい場合にエルニーニョ現象が起こっているように見え、黒点数の波が安定しているときはラニーニャ現象が起こっているような気がしますね。
※勘です。

3月から貿易風が平年並みになりました。

太平洋西部を見ると、6月、7月、8月の海水温は平年並みなのですが、エルニーニョ現象に突入しています。
太平洋東部を見ると、6月、7月、8月の海水温は平年より高い。

海水温全体が暖かい理由を考えますと、海水は熱し難く冷め難いので、断続的に黒点数が上昇することで、海水温が下がりにくかったのかと思います。


温暖化の影響と太陽活動の影響により海水温が高い場合、海上では水蒸気量が多く、水蒸気はフェーン現象により暖かい空気が図の様に流れていきます。
これにより、地上の気温が高くなります。


図の中から赤い丸で囲っている年、2009年7月(太陽活動弱)、2015年7月(太陽活動強)、2019年7月(太陽活動弱)、2023年7月(太陽活動強)の海水温を比較して見ましょう。


2023-08-46.png
図の様に2009年、2015年、2019年、2023年の海水温を比較すると、2023年は海水温が非常に高いんですね。
これまでも何度も言ってきたのですが、これが雨の原因になっていると思います。


出典:気象庁ホームページより (過去の天気図
出典:気象庁ホームページより (日別海面水温

図の様に、7月13日の天気図を見ると、太平洋高気圧から赤い矢印が示すように南から暖気が流れていた可能性が高く、海水温は平年よりも非常に高かったので、赤い矢印付近では35度ぐらいの日が続いていましたね。
オレンジ色のライン付近に、太陽が垂直に当たる場所があると思います。

8月14日は、青い丸で囲っている部分に台風が長期で滞在していましたので、台風下の海水温が下がっていることが分かります。
黄色い丸で囲っている東北では、海水温が非常に高く暑そうです。
天気予報には40度と書いてあった覚えがあります。
8月14日の天気図を見ると、台風の東側では台風と太平洋高気圧から図の赤い矢印が示すように暖気が入ってきたからか、東北の気温が高かった。
九州へは北から寒気が入ってきた可能性があり、気温が低かった(31度前後)と思います。

8月下旬になると、どこも暑くなりましたね。


図をよく見てみると、太平洋上の赤道東側では平年より高い海水温でエルニーニョ現象が起こっていますが、太平洋上の赤道西側では平年並みの海水温で、貿易風は平年並み、日本では梅雨入りは平年並み、梅雨明けが遅かった。
ですので、日本付近は平年に起こる現象が起き、太平洋高気圧が強かったので冷夏にならなかった可能性が高く、インド洋や太平洋の東ではエルニーニョ現象が起こっていたのかも知れません。


データを見ると、対流圏下層の東風と対流圏上層西風は平年に近い値を示し、対流活動は活発。
海水温が示すような状態になっていますね。

平年よりも対流活動が強い理由として、次のことが挙げられます。
1.海水温が高いので、空気よりも軽い水蒸気により上昇気流が強くなる。
2.水蒸気の量が多いと雲が出来やすく、雲の下では気圧が下がりやすい。
3.気圧差(気圧は周囲の気圧差により、高気圧か低気圧かか決まる)による上昇気流が強い。

この様にデータを集めてみると、何故エルニーニョ現象になったのかな?と疑問に思いつつ、ハッキリとしたことは分かりませんが、なんとなく暑くなりそうなそんな気がします。(^^;

近年は海水温が非常に高く、大雨が降り、蒸し暑いわけです。

勿論、これらは私の推論なので、間違いが含まれているかも知れません。

以上

太陽活動11年周期と異常気象の関係

今回は、次のお話の続きです。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係
4.太陽活動11年周期と異常気象の関係
5.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?
6.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?-猛暑の夏から暖冬までの軌跡
7.2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?
8.太陽活動、気温、異常気象の関係

2023年は、エルニーニョ現象が起こっているにもかかわらず暑い夏でしたね。

今回は太陽活動について、きちんと図にまとめてみました。


出典:気象庁ホームページより (気象庁|台風の発生数[協定世界時基準]
宇宙天気予報より (現況・トレンド | 太陽黒点 | 宇宙天気予報
※1年の黒点数であり、太陽光の温度ではないことに注意してください。
※図は黒点数のグラフです。

以下は、異常気象時の海水温。

1982年7月~1983年9月
1984年4月~1986年6月
1986年12月~1988年1月
1988年3月~1989年6月
1991年11月~1992年6月
1995年8月~1997年1月
1997年5月~1998年5月
1998年9月~2000年6月
2002年10月~2003年1月
2007年7月~2008年5月
2009年10月~2010年2月
—–
2010年5月~2012年3月
2015年4月~2016年6月
2017年11月~2022年12月
—–
2023年6月
—– —– —–

出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温)

太陽活動が活発なときに黒点数が増え、太陽活動が静寂になると黒点数が減ると言われています。

私の推測では、黒点数が少なく太陽活動が静寂なときにエルニーニョ現象が起き、黒点数が増え太陽活動が活発になるときにラニーニャ現象が起きている様に見えています。

事実関係は知りませんが、一般的に太陽活動とウィルス、異常気象とイナゴやバッタによる蝗害(こうがい)が関係あると言われています。

台風の数を混ぜてみましたので、このように見てみると、太陽活動と台風、もしくは温暖化と台風が関係しているように思えます。

このグラフは年単位で計算しているのですが、本当は日ごとに黒点数が増減していることに注意してください。

今回は、太陽活動と異常気象、台風発生数、蝗害、ウィルスの情報です。

次回は、太陽活動が活発なときに起こっているエルニーニョ現象について考えたいと思います。

以上

エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係

今回は、異常気象が必ず起こりそうな時期を考えてみたいと思います。
予想する場合に役立つと思いますので、よろしければご覧ください。

次のお話に関連しています。
1.2019年7月上旬の海水温と太陽活動周期11年の海水温変化
2.温暖化すると地球はどうなるのか?
3.2022年の6月、何故暑かったのか?

今回は、次のお話の続きです。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係
4.太陽活動11年周期と異常気象の関係
5.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?
6.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?-猛暑の夏から暖冬までの軌跡
7.2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?
8.太陽活動、気温、異常気象の関係

図の様に、太陽活動は11年周期で弱くなります。

太陽活動が弱くなると、「エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析」で説明しているように、赤道では東風が弱くなり、エルニーニョ現象が起こります。
その後、太陽活動が強くなると、「ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析」で説明しているように、赤道では東風が強くなり、ラニーニャ現象が起こります。

次のデータは、図の長期間エルニーニョ現象とラニーニャ現象が起こった年を数値でまとめた物です。
海水温の画像も見やすい様にまとめています。



周期
エルニーニョ現象
ラニーニャ現象
海水温画像

22周期
1986年8月下旬~1988年1月中旬

16.7ヶ月

1988年3月下旬~1989年12月下旬

21ヶ月


23周期
1997年4月下旬~1998年5月中旬

12.7ヶ月

1998年6月上旬~2000年8月中旬

20.3ヶ月


24周期
2009年6月中旬~2010年4月上旬

9.3ヶ月

2010年5月下旬~2012年2月上旬

20.3ヶ月


24周期
2015年3月下旬~2016年5月上旬

13.3ヶ月



24~25周期
2018年10月上旬~2020年4月下旬

18.7ヶ月

2020年5月中旬~2022年8月下旬

27.3ヶ月以上

ラニーニャ現象中



出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温

この様にデータを集めてみますと、エルニーニョ現象を終えた後、必ず長いラニーニャ現象が起こっています。

つまり、この周期で計算すると、次は2030年前後にエルニーニョ現象と、長いラニーニャ現象が起こる可能性が高いという事になります。

今年は18.7ヶ月の長期にわたって太陽活動が衰え、エルニーニョ現象が起きていたと思っています。
ラニーニャ現象も長く、27.3ヶ月以上続いています。

周期的には、そろそろラニーニャ現象が終わることではないかと思っています。

私は自宅で何度か長期的な気温予想をしているのですが、例えば、この異常気象の傾向を考えると、平年、エルニーニョ現象、ラニーニャ現象の一部を予測することが出来ます。
エルニーニョ現象の年は、太陽活動が弱く、冷夏、暖冬となります。
ラニーニャ現象の年は、太陽活動が強く、猛暑、冷夏となります。

これらを元に、ある程度の長期的な気温を予測することが出来るのではないかと思っています。

詳細な内容は、「エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析」と「ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析」で説明しています。

今回は、データを集めるのに苦労しました。

いつもの事ですが、間違っているかもしれませんので、参考程度に見てください。

次回は、自作PCの長話になりそうです。(^^;

以上

2022年の6月、何故暑かったのか?

太陽の黒点数や太陽活動と言うと、一般的にはあまり耳にしない話でしょう。

例えば、太陽の黒点数が多いときは太陽活動が活発で太陽光が強く、太陽の黒点数が少ないときは太陽活動は静寂で太陽光が弱い。

地球上では赤道付近へ太陽光が当たる事により熱が発生し、太陽の熱により風が吹いています。

近年、どのような状況だったかを確認してみましょう。


図は、宇宙天気予報の黒点数。
2020年8月、太陽黒点数は少なく、太陽活動は静寂です。


出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温
宇宙天気予報より (現況・トレンド | 太陽黒点 | 宇宙天気予報

2020年8月の海水温を見てみると、赤道付近では、やや東風が強い模様。


2021年1月は、2020年8月と比べてやや黒点数が多い模様。


2021年1月の海水温を見ると、2020年8月と比べ、太陽活動がやや活発で、赤道付近では東風が強い。


2021年8月は、太陽の黒点数が多く、太陽活動が活発なってきています。
ですので、太陽光が段々と強くなっていると思います。


2021年8月の海水温を見ると、赤道付近で東風がやや強い。


2022年1月は、太陽の黒点数が多く、太陽活動が活発ですので、太陽光が強い。


2022年1月の海水温を見ると、赤道付近では東風が強く、ラニーニャ現象で寒気が流入して寒かった。


2022年の6月ですが、6月4日頃から太陽の黒点数が減り、太陽活動が衰えてきて、寒気が流入し涼しかった。
6月14日から、太陽の黒点数が増え、太陽活動が活発に太陽光が強く暑かった。


2022年の6月、太陽活動が活発なため、やはり赤道付近では東風く、暖かい海水が西へ偏っていた。

このように、太陽の活動により、太陽光の強弱が決まり、太陽の熱により対流活動が起こり、寒暖の差が出ます。

太陽活動と異常気象については、次の場所で説明しています。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.2019年7月上旬の海水温と太陽活動周期11年の海水温変化
4.温暖化すると地球はどうなるのか?


図は、太陽活動11年周期の自作です。(^^;
最近は太陽の活動が活発になって来ていて、暑く、ラニーニャ現象が起こっていて、日本の南に暑い海水が集まり、蒸し暑いわけです。

つまり、地球温暖化に加えて太陽活動が活発でラニーニャ現象により暑くなっているということです。


大きな波で言うと、数百年単位で地球の気温は変化していると聞きます。
以前はマウンダー極小期と言われる小氷期でして、地球が寒冷化して-1度ぐらい気温が下がり、アイスランドでは海水が凍ったと伝え聞きます。

現在は、温暖化で暖かい状態です。

勿論、これらは私の推論ですので、間違いが含まれているかも知れません。

以上