世の中にある知識を基にした私の推論であることを、予めご了承ください。
始めに、今回は次の内容に関連したお話です。
1.水を利用した熱による膨張と冷却による収縮、そして水素の特徴を分析
さて、今回はシミュレーション方法を考えたいと思います。
コップを使って再現しているようですが、コップで北極を再現するのは難しい事だと思いと思いますね。(~_~;)
出典:気象庁ホームページより (気象庁 気象衛星)
北極を分析すると次のように成ります。
1.北極の氷は海上に氷が乗っていて、赤道の海水は暖かく北極の海水は冷たい。
2.塩分など、水以外の成分が含まれている。
3.深い海ほど熱膨張により海面が上昇する。
北極が問題なっているので、コップで再現するには次の様にする。
1.高さ16cm程のコップを用意する。
2.高さが15cm程になるまで海水を入れる。
2020-06-05.png
4.海水で作った氷を入れる。
5.氷を抑えないようにふたを閉める。
#ふたを閉めなければ、空気が冷やされてコップの中に水滴が入り、水面が上昇します。
後は、ゆっくり氷が融けるのを待ちます。
水だけで計算しますと計算上では水の膨張率が0.015で、約15cm程の水を入れていますので、水温10度の水を冷凍庫で5度まで冷やすと、次のように成ります。
冷却後の高さ=15cm-15cm×(10度-5度)×0.015
冷却後の高さ=13.875cm
冷却した水を部屋の中に置いていると、13.875cmから15cmまで水面が上昇します。
これに加えて、氷が融けて10度まで水温が上昇しますので、次のように成ります。
1.125cm+氷がコップの中で膨張したときの高さ
北極は高気圧で気温が低く、赤道までの距離も遠い。
北極の氷は海水温や地上の気温が上昇することにより融ける。
海水には色々な成分が含まれていて、冷却により大気中の空気を取り込んでいるかも知れませんし・・・
北極を再現するのは難しいですね。
以上。