何故、2020年に北極圏で史上最高気温38度を記録したのか?

あくまでも、世の中にある知識を基にした私の推論であることを、予めご了承ください。

最近、「2020年6月20日、シベリアのサハ共和国、ベルホヤンスクで38度を記録した」というニュースを見ました。
「北極圏では、世界平均の2倍以上気温が上昇している」らしいのです。

以前オゾンホールが回復したらどうなるか、「オゾンホールが閉じるとどうなるのか、CO2とフロンの関係を分析してみました。」という話をしました。


出典:気象庁ホームページより (気象庁 気象衛星

この様に、南極のオゾンホールが閉じると、成層圏でオゾンがより多くの太陽光を吸収する可能性が高いと思います。
北極では南極と比べると小さなオゾンホールがあったと思いますので、北極でもオゾンがより多くの太陽光を吸収する可能性が高いと思います。


図の様に、極の対流圏では高気圧による下降気流が生じ、成層圏では極低気圧が発生していると聞きます。


もう少し細かく書くと、例えば図の様に南極があるとし、オゾンホールが出来ているとします。
オゾンホールが空いている状態では、太陽光をあまり吸収出来ず、比較的弱い上昇気流による極渦が出来ていると思います。


近年ノンフロンに変えたので、北極と南極でオゾンホールが閉じるとします。
すると、多くの太陽光を極のオゾンが吸収し、成層圏の気温が上昇します。
成層圏の気温が上昇すると、上昇気流が強くなると思うのですね。


#大げさな絵なので、海水の量が多すぎます。

少し雑なのですが、地上では熱による対流活動により空気が移動しているのですが、海中でも同様に対流活動があります。
そして地中でも対流活動があり、地球の中心から対流活動により熱を伝えていると思います。


対流活動と言うのは、図の様に下降気流と上昇気流があり、上昇気流では熱を上空へ運びます。
これとは逆に下降気流では、熱を下層へ運ぶと思います。
このように、気体、液体、固体が循環しています。


つまり、図の上昇気流は、どこかで下降気流に変わり、地上へ温度を伝えるのではないかと思うのですね。

北極付近では温度が2倍以上上昇していると聞きますので、「関係が無いのかな?」と思っています。


他に北極圏の気温が上昇する理由を考えると、地球上では太陽の熱により風が吹いているので、温暖化することでより強い風が吹き、極から赤道、赤道から極への風が強くなる可能性が考えられます。


図の部分がどうなっているか気になりますし・・・。


間違っているかも知れませんが、私の場合は図の様な対流活動を連想します。
成層圏の温度が上昇すると、対流圏の熱が成層圏へ逃げにくくなったり、成層圏の温度が対流圏へ伝わる可能性が考えられます。


さて、成層圏でオゾンの温度が上昇するということは、オゾンから赤外線が照射されるのではないかと思います。

例えば、図の様に赤外線が飛んでいたとしたら、下は高気圧なので遮断する物がなく、地上が暖まりそうに思えますね。

この様なことを私は想像しているのですが、頭だけで考えた事なので間違っているかもしれません。(^^;

責任は取れませんので、1つの考え方程度にお聞きください。

以上