これは、あくまでも科学者ではない私の推測です。
まず、ゴミを燃やしてもゴミがなくなるわけではなく、ゴミの一部は気化し一部は灰になると思います。
まず、図のようにゴミを燃やすと次のようなことが起きます。
1.ゴミが気化する。
2.灰が残る。
3.火をおこすときに使用した燃料が気化する。
4.火により上昇気流が生じる。
5.日本では、上昇した気体が偏西風により東へ飛んでいく。
6.弱い火力では、燃え残ることがあるかも知れません。
図左から図右の様に火力を上げると、次のようなことが起きると思います。
1.比較的多くのゴミが気化する。(燃え残りにくい)
2.灰が残る。
3.火力を高めるために増やした燃料が気化する。
4.火力が強いため強い上昇気流が発生し、多くの気体が勢いよく上昇する。
5.日本では、上昇した気体が偏西風により東へ飛んでいく。
6.高い火力では、燃え残り難くなります。
火力を上げるとダイオキシンが発生しないという話を耳にしましたが、ダイオキシンの元となる気体が強い上昇気流により流され、偏西風により東へ流れていくと思います。
多分、ゴミを燃やす焼却場付近でダイオキシンが発生しなかっただけではないかと思います。
#現代では、ダイオキシンが遠くで発生することが解明されているようです。
普通に考えて、ゴミの量や燃料が増えると大気汚染が増すと思いますので、ゴミの量はなるべく減らした方がいいと思います。
気化したゴミのその後ですが、次のようなお話があります。
1.気化した二酸化炭素は、数十~数百年対流圏(地上付近)を漂う。
2.重い気体は、地上または海へ落下する。
3.雨により、地上または海へ落下する。
基本的に、あまりゴミを出さない方がいいはずです。(^^)