太陽活動、気温、異常気象の関係

今回は、太陽活動と気温、そして異常気象の関係を調べてみたいと思います。

今回のお話は、次のお話が関係あります。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係
4.太陽活動11年周期と異常気象の関係
5.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?
6.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?-猛暑の夏から暖冬までの軌跡
7.2024年、猛暑のラニーニャ現象は何故起こったのか?
※これらの記事のリンクを更新しました。
8.太陽活動、気温、異常気象の関係
※一部の記事のリンクを更新しました。


※図は黒点数のグラフです。
※太陽光の温度ではないことに注意してください。

太陽活動と異常気象の関係を調べてわかったのですが、このグラフ上では、赤い矢印の部分で必ず異常気象が起こっていることが分かります。


出典:気象庁ホームページより (気象庁 | 世界の年平均気温

次に、年平均気温偏差(30年平均値と年平均気温の差)を見てみましょう。

このグラフを見ると、相対的に地球の気温が上昇し始めて1.5年~3年後ぐらいにラニーニャ現象が起こっていることが分かります。

これが、どういうことかを説明したいと思います。


出典:気象庁ホームページより (気象庁 気象衛星
出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温

1.エルニーニョ現象が発生。(発生しない場合もある)
2.太陽光が強くなり気温が上昇する。
3.対流活動が活発になる。
4.赤道で東風が強くなる。
5.海水が勢いよく流れるようになる。

これら(1~5)に、凡そ1.5~3年程かかるのではないかと思います。


図は黒点数と年平均気温偏差を混ぜたグラフです。

図の太陽活動と気温の関係は、少し難しい関係の様に思えます。

これを見ると、平均気温が上昇したのち、黒点数が上昇しているように見えます。
黒点数が上昇するときは、平均気温が上がる場合と下がる場合があるようです。

図に黒点数が少ない時期があります。
この時、平均気温偏差の浮き沈みが小さく、勢いがないように思えます。
一方、黒点が多い時期はというと、平均気温偏差の山が勢いよく上下しています。


更によく見ると、投資でいう所のやや斜めのダブルトップに近いものも見えますね。(^^;)

これらから、黒点数と平均気温偏差に相関関係があることが分かります。

このブログでは、一般的な知識、学問、大人になってから得た独学による知識、私の推論などを載せています。

間違っている可能性もあるので、ご注意ください。

以上