太陽の黒点数や太陽活動と言うと、一般的にはあまり耳にしない話でしょう。
例えば、太陽の黒点数が多いときは太陽活動が活発で太陽光が強く、太陽の黒点数が少ないときは太陽活動は静寂で太陽光が弱い。
地球上では赤道付近へ太陽光が当たる事により熱が発生し、太陽の熱により風が吹いています。
近年、どのような状況だったかを確認してみましょう。
図は、宇宙天気予報の黒点数。
2020年8月、太陽黒点数は少なく、太陽活動は静寂です。
出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温)
宇宙天気予報より (現況・トレンド | 太陽黒点 | 宇宙天気予報)
2020年8月の海水温を見てみると、赤道付近では、やや東風が強い模様。
2021年1月は、2020年8月と比べてやや黒点数が多い模様。
2021年1月の海水温を見ると、2020年8月と比べ、太陽活動がやや活発で、赤道付近では東風が強い。
2021年8月は、太陽の黒点数が多く、太陽活動が活発なってきています。
ですので、太陽光が段々と強くなっていると思います。
2021年8月の海水温を見ると、赤道付近で東風がやや強い。
2022年1月は、太陽の黒点数が多く、太陽活動が活発ですので、太陽光が強い。
2022年1月の海水温を見ると、赤道付近では東風が強く、ラニーニャ現象で寒気が流入して寒かった。
2022年の6月ですが、6月4日頃から太陽の黒点数が減り、太陽活動が衰えてきて、寒気が流入し涼しかった。
6月14日から、太陽の黒点数が増え、太陽活動が活発に太陽光が強く暑かった。
2022年の6月、太陽活動が活発なため、やはり赤道付近では東風く、暖かい海水が西へ偏っていた。
このように、太陽の活動により、太陽光の強弱が決まり、太陽の熱により対流活動が起こり、寒暖の差が出ます。
太陽活動と異常気象については、次の場所で説明しています。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.2019年7月上旬の海水温と太陽活動周期11年の海水温変化
4.温暖化すると地球はどうなるのか?
図は、太陽活動11年周期の自作です。(^^;
最近は太陽の活動が活発になって来ていて、暑く、ラニーニャ現象が起こっていて、日本の南に暑い海水が集まり、蒸し暑いわけです。
つまり、地球温暖化に加えて太陽活動が活発でラニーニャ現象により暑くなっているということです。
大きな波で言うと、数百年単位で地球の気温は変化していると聞きます。
以前はマウンダー極小期と言われる小氷期でして、地球が寒冷化して-1度ぐらい気温が下がり、アイスランドでは海水が凍ったと伝え聞きます。
現在は、温暖化で暖かい状態です。
勿論、これらは私の推論ですので、間違いが含まれているかも知れません。
以上
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