太陽活動11年周期と異常気象の関係

今回は、次のお話の続きです。
1.エルニーニョ現象による風と気温の強弱を分析
2.ラニーニャ現象による風と気温の強弱を分析
3.エルニーニョ現象、ラニーニャ現象と太陽活動の関係
4.太陽活動11年周期と異常気象の関係
5.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?
6.2023年、高温のエルニーニョ現象は何故起こったのか?-猛暑の夏から暖冬までの軌跡

2023年は、エルニーニョ現象が起こっているにもかかわらず暑い夏でしたね。

今回は太陽活動について、きちんと図にまとめてみました。


出典:気象庁ホームページより (気象庁|台風の発生数[協定世界時基準]
宇宙天気予報より (現況・トレンド | 太陽黒点 | 宇宙天気予報
※1年の黒点数であり、太陽光の温度ではないことに注意してください。
※図は黒点数のグラフです。

以下は、異常気象時の海水温。

1982年7月~1983年9月
1984年4月~1986年6月
1986年12月~1988年1月
1988年3月~1989年6月
1991年11月~1992年6月
1995年8月~1997年1月
1997年5月~1998年5月
1998年9月~2000年6月
2002年10月~2003年1月
2007年7月~2008年5月
2009年10月~2010年2月
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2010年5月~2012年3月
2015年4月~2016年6月
2017年11月~2022年12月
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2023年6月
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出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温)

太陽活動が活発なときに黒点数が増え、太陽活動が静寂になると黒点数が減ると言われています。

私の推測では、黒点数が少なく太陽活動が静寂なときにエルニーニョ現象が起き、黒点数が増え太陽活動が活発になるときにラニーニャ現象が起きている様に見えています。

事実関係は知りませんが、一般的に太陽活動とウィルス、異常気象とイナゴやバッタによる蝗害(こうがい)が関係あると言われています。

台風の数を混ぜてみましたので、このように見てみると、太陽活動と台風、もしくは温暖化と台風が関係しているように思えます。

このグラフは年単位で計算しているのですが、本当は日ごとに黒点数が増減していることに注意してください。

今回は、太陽活動と異常気象、台風発生数、蝗害、ウィルスの情報です。

次回は、太陽活動が活発なときに起こっているエルニーニョ現象について考えたいと思います。

以上