ここでは、データを元にエルニーニョ現象、もしくはラニーニャ現象であるか分析しています。
ここに掲載している内容は私の個人的な見解ですので、間違いがあるかも知れません。
エルニーニョ現象とは、太平洋の中部、東部で1年以上に渡って海水温が1度以上上昇することです。
私がここで説明するエルニーニョ現象は、6ヶ月であってもエルニーニョ現象として説明しています。
2021年
ラニーニャ現象です。
理由
1.右図を見ると、赤道東の海水温が下がっています。
2.左図を見ると、赤道付近の強い東風により海水が流されているので、暖かい海水が太平洋の西へ偏っています。
3.右図を見ると、赤道付近の強い東風により海水が流されているので、暖かい海水が日本海付近へ流れ込んでいます。
平年並みと言えるほど、かなり弱いラニーニャ現象です。
理由
1.右図を見ると、赤道東の海水温が低いと思います。
2.左図を見ると、やや海水が西へ偏っているように思えます。
3.右図を見ると、赤道西の海水温がやや高い。
2022年
ラニーニャ現象です。
理由
1.右図を見ると、赤道東の海水温が下がっています。
2.左図を見ると、赤道付近の強い東風により海水が流されているので、暖かい海水が太平洋の西へ偏っています。
ラニーニャ現象でしたね。
1.右図を見ると、赤道東の海水温が低い。
2.左図を見ると、海水が西へ偏っているように思えます。
2023年
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ややラニーニャ現象気味です。
1.右図を見ると、赤道東の海水温がやや低い。
2.左図を見ると、海水がやや西へ偏っているように思えます。
エルニーニョ現象が発生しました。
1.右図を見ると、赤道東の海水温がやや高い。
2.左図を見ると、赤道で高温の海水が東から西へ伸びています。
※最近は海水温が全般的に高くなっているからか、エルニーニョ現象の年に日本付近で海水温が高い模様。
2024年
ややエルニーニョ現象気味です。
1.右図を見ると、赤道東の海水温がやや高い。
2.左図を見ると、赤道で高温の海水が東から西へ伸びています。
ややラニーニャ現象気味です。
1.右図を見ると、赤道東の海水温がやや低い。
2.左図を見ると、赤道で高温の海水が西へ偏っています。
3.右図を見ると、赤道で高温の海水が西へ偏っています。
太平洋上の赤道東側で海水温が大きく変化していますね。
出典:気象庁ホームページより (太平洋 旬平均海面水温)