PHPをテストする環境を作ろう2 – WEBサーバーを作ろう

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

今回は、Apache2を使ってWEBサーバーを構築したいと思います。

ブログで半角のスラッシュと¥が使えなかったので、大文字の/と¥を使っています。

次の2つの構成でコンピューターを扱う方法を説明しています。


1.クロスケーブルによる接続。


2.ハブやルーターのハブを介した接続。

まず、Debianのネットワーク環境を設定します。


1.矢印の部分を押し、「設定」を選択しましょう。


2.矢印の部分を押し、接続を解除しましょう。


3.矢印の部分を押し、ネットワークを設定します。


4.IPv4タブを選択しましょう。


5.「手動」を選択し、アドレス、ネットマスク、ゲートウェイを登録しましょう。
IPアドレス 192.168.100.100
ネットマスク 255.255.255.0
ゲートウェイ 0.0.0

登録後は、適用ボタンを押しましょう。


6.矢印の部分を押し、ネットワークへ接続しましょう。

次に、Windowsのネットワーク環境を設定します。


1.コントロールパネルを開き、「ネットワークとインターネット」を選択しましょう。


2.「ネットワークと共有センター」を選択しましょう。


3.「アダプターの設定の変更」を選択しましょう。


4.サーバーと接続するアダプター(図の場合、ローカル エリア接続)を右クリックしましょう。


5.プロパティを選択しましょう。


6.インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)を選択し、プロパティボタンを押しましょう。


7.「次のIPアドレスを使う」を選択し、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイを入力しましょう。
IPアドレス 192.168.100.10
サブネットマスク 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ 192.168.100.100

「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択しましょう。
優先 DNSサーバー(P)に、次のアドレスを入力しましょう。
優先 DNSサーバー(P) 192.168.100.100
OKボタンを押しましょう。


8.インターネットエクスプローラーを起動しましょう。
アドレス欄に、http://192.168.100.100/を入力しEnterキーを押しましょう。


9.図の様な画面が出れば、サーバーとクライアントが接続しています。
※出ない場合、やり直しましょう。


1.Debian11の端末を起動し、suで管理者権限を得ましょう。

nautilus & exitと入力しEnterキーを押し、ファイルを開きましょう。


2.ファイル システムのvar/wwwディレクトリを開きましょう。


3.ウィンドウ内を右クリックし、「新しいフォルダー」を選択しましょう。


4.フォルダー名にドメイン名、phptest.ne.jpと入力し、変更ボタンを押しましょう。


5./var/www/htmlディレクトリをクリックし、index.htmlを右クリックし、「コピー」を選びましょう。


6./var/www/phptest.ne.jpディレクトリを開きましょう。
ウィンドウ内を右クリックし、「貼り付け」を選択しましょう。


7.index.htmlを右クリックし、「別のアプリケーションで開く」を選択しましょう。


8.「テキストエディター」を選択しましょう。


9.図の様に編集しましょう。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>phptest</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
ok
</BODY>
</HTML>


10./etc/apache2/site-availableを開きましょう。利用可能なサイトを加えたいと思います。


11.000-default.confを右クリックし、「コピー」を押しましょう。
※000-default.confを雛形にして編集します。
※通常、プログラマーの世界では1人1人に教えると大変なので、default(規定), sample(見本), example(例), tutorial(手引き), skelton(骨組み)の様な見本や例を用意し、習う人たちはそれらを見て、どのように扱えばいいのか学びます。参考となるものがなければ、使い方がわかりませんからね。
※skelton以外をコピーして利用できるかは判りませんが、多分、個人利用(テスト用サーバー)ならば問題ないでしょう。(^^;
※勿論、自己責任です。
※通常、ソースコードに利用範囲が書かれていますし、例をコピーして使用することはありませんが・・・。(^^;


12.ウィンドウ内を右クリックし、「貼り付け」を押しましょう。


13.000-default(コピー).confを右クリックしましょう。


14.「名前を変更」を選択しましょう。


15.phptest.ne.jp.confと入力して「変更」ボタンを押しましょう。
phptest.ne.jp.confを右クリックし、テキストエディターで開きましょう。


16.この内容を雛形として、WEBサーバーの情報を作ります。


17.赤いラインの部分を変更して保存し、ウィンドウを閉じましょう。


18.端末ウィンドウを左クリックしましょう。


19.suでスーパーユーザー権限を得ましょう。


20./usr/sbin/a2dissite 000-defaultと入力してEnterを押しましょう。
すると、これまで表示していたサイトが無効になります。
※/etc/apache2/sites-enableから000-default.confが無くなります。


21./usr/sbin/a2ensite phptest.ne.jpと入力してEnterキーを押しましょう。
すると、phptest.ne.jp.confが有効になります。
※/etc/apache2/sites-enableにphptest.ne.jp.confが加わっていると思います。


22.systemctl restart apache2と入力し、Enterキーを押しましょう。


23.ウィンドウズを起動し、アドレス欄にhttp://192.168.100.100/と入力しEnterキーを押してみましょう。
図の様な画面が出れば成功です。

WEBサーバーの登録は、無事に終わりました。

古いPCにDebian11をインストールし、PHPをテストする環境を作ろう。
1.古いPCにDebian11をインストール
2.WEBサーバーを作ろう
3、DNSサーバーを作ろう
4.ファイルサーバーを作ろう
5.PHPを実行しよう
6.PHPをテストする環境を作ろう6 – ドメインを追加してみよう

以上